2008年8月9日土曜日

今週の不動産関連

九州が熱い!
マンション管理 丸美(福岡)    219億
総合建設    志多組(宮崎)   278億
総合建設    後藤組(大分)    73億
総合不動産   イリアス(鹿児島)  48億

後は関東圏でもちょこちょこと潰れています。
丸美はファンドも手がけてました。
貸し渋りから貸し剥がしへ。
住宅ローンも金利が安くなりましたが個人&企業への融資基準が来月から厳しくなるようです。
名古屋を中心に1年前までは日本の不動産もプチバブルでしたからね。
会社内でもバブルにならず地道に身の丈にあった商売を続けていけばいいだけです。
REITを買っていた人もこれはおかしんじゃね?と思った人は売り抜けています。
なんでもそうですが、適正価格より上で買いあがるのは怖いものです。

株価が上げた理由









バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは、子会社メロン・フィナンシャル・マーケッツのARS買い注文について、SECの調査を受けていると言う。
株価4.09%アップ。








UBSがバンカメの投資判断を引き下げ。
株価2.32%アップ。

どうみても戻り売りのチャンス。出来高。

これまた謎が一つ

ARSの件についてはUBSも買取が決まったらしいです。
それにしてもなんで額面どおりなんでしょ。
そんで買い戻すのは一部でしょ。残りは流動性確保。
つまり買い取り先を見つけるって事。見つかるわけないじゃん。
それだったら安く買ってでも市場にでたARSを吸収したほうがしこりが少なくて済むと思うんだけど。
それじゃ顧客が納得しないと言うことなら買い取ってもらえなかった顧客も納得しないと思うんだけどなぁ。
まぁ謎はそんなことじゃなくて昨日短期債が売られたことです。
ARSの件が決まりGSEの決算が悪くて紛争のニュースもありました。
普通なら原油も買われるし短期債も買われるはずです。
株高?じゃあ何で株は上げたんでしょ。
原油が下げてインフレ懸念緩和。利上げがしやすい。
あんたらまだそんなこと言ってるの?
ついこの前プライマリーディーラー全社が利上げは無いって言ってたんだよ。
そんなの理由になりません。だいたいそれだと金融株上げた説明ができません。
まぁいいや。理不尽な上げはそれ以上になって跳ね返ってきます。今のドル高と同じですね。
そんな中流れに取り残されているのが7.85%下げたWaMu。
カウントダウンが始まっています。
いまのところレースの相手はナショナルシティでしょうか。
11条を申請したとして買収できるところがあるでしょうかね。
どこかのHFあたりは買いますかな。
そうなると破綻までは売り、破綻で買いのパターンですね。ベアスタみたいに。
しかし連鎖が始まると買わせてくれるヒマがないかもしれません。慎重に行きましょう。

 2年債 2.50%
10年債 3.93%

10年債の方はほとんど変わっていません。インフレ懸念が落ち着いたと言うことでしょうか。
インフレ期待が低下したのでしょうか。言い方一つですね。
株高、ドル高祭りの中で見ている人はちゃんと見ています。
昨日のCDXは132。