2009年8月30日日曜日

政権交代

ちょっと前イギリスが政治で揺れていた時はポンドは動きました。
日本の政治の不安定は織り込み済みと言われていますが実際政権交代となるとどうなんでしょう。

自民党は抜群のタイミングだったと思います。
国民はメディアの誘導によって一度は政権を交代させるようになっていました。
現在は財政出動によって一時的な経済回復期ですからこの先誰がやっても景気は下落します。
次の選挙では格好の的となるでしょう。

民主党も経済政策はやってくると思いますが問題は中身ですね。
財源のひとつに無駄をなくすと言っていますから無駄なことはできないということになります。
消費の大部分は無駄から生まれているんですけどw。
消費を減らすのでGDPは確実に下がります。
他の財源としては増税を考えているようなので企業のバランスシートも圧迫します。
あとは外為特会を狙っているようです。
これが円高要因と言われているところでしょう。
しかしどうなんでしょうね。
ある程度はすでに将来の年金用にプールされています。
介入用に絶対使えない資金もあります。
利子収入も一般に組み込まれているはずです。
なおかつ1ドル98円を下回ると実質0円になる元金なので現在はマイナスのはずです。
これを使いたければ猛烈な円安に誘導する必要があります。

増税や無駄をなくすということは中身がよければとてもすばらしいことだと思います。
一時的な経済の落ち込みなんてどうでもいいですから。
ただ外為のような不確実な部分を財源に充てるというのはどうなんでしょうね

傾向

関西方面(Dさん一家)は週末はあまり更新しないんですね。
寂しいです。

これからの日本

別に選挙の日だからってわけでもないですが。

物価。
物の価値。
物の量、物を欲しがる人の量、お金の量。
物価の決定要因はまだまだ研究途中といわれています。

日本の場合、その人種性と過去のバブル崩壊の経験から物サイドの物価の上昇はないと思います。
期待インフレ率が低いため企業努力によって物価の上昇は抑えられています。
プチバブル(ごく短期な流行)をおこしては崩壊させるため長期的な物価の上昇は起こりにくい。

そこでお金の問題。
お金の価値というのは相対的なもの。
比べるものが今現在はありません。
外貨と比べるか過去の円と比べるかくらい。
そうするとお金サイドの物価変動は量ということになります。
日本はご存知のように借金漬け。
借金ができるのは日本が買われているからということになります。
日本国債は国内で大部分が消化されているため語弊があるかもしれませんが
日本はデフレ傾向にあるため国内から恒久的に借金ができているということは
日本の企業が海外から買われているということです。
それは商品だったりアイデアだったり人だったりするわけです。
すべて相対的な価値です。
不変なものではなくこちら側にも比べられる側にも変動する可能性があります。
人口が減少していく国で栄えたところはないという事実があります。
日本の優位性、
労働力の高さ、貯蓄率の高さ、教育、品質、その安全性・・・。
すでにいくつかは若者の中で失われつつあると思います。

テクニカル

テクニカル。あぁテクニカル、テクニカル。

始めて日が浅いので難しいことはよくわかりませんが。
たいしたことは書けません。見ているところも違うでしょうし。


トレンドライン、角度によるライン。移動平均。
こういったものがテクニカルと呼べるのかどうかわかりませんが
現在のトレンドを知る上では一目瞭然なのでわかりやすいのではないかと思います。
現在表示している移動平均線は55.144.233の三本。
スイングなので週足で見ます。
2007年夏に円安トレンドが終了して以来55週平均をろうそくの実線で超えたのは去年の夏だけです。
その後今年の2月に長期の移動平均がデッドクロスしました。
現在は上から233.144.55と並んでおりドル円の下落トレンドは強固なものといえるでしょう。
現在の55週移動平均が97.2ですからそこから上は絶好の売りポイントとなります。

次に目先の動き。
僕が先週ドル円ロングのストップもってかれたのがスリップして93.19。
ピンポイント(笑)。
この数字は前回安値の91.75から144pips上にあたり、
2波動目の下げと考えるとほぼいいところではないかと思います。
次の上げで97円付近。その後戻して95~94円。
ひとつの相場の終わりは行き過ぎるものですから
最後の上げは55週平均を超えた98円か99円を想定しています。

現在長期レベルでは戻り売りですが日足ではその戻りに付いていくロングがいいのではないかと思います。
金曜のろうそくはめったに見ることのできない形。
陰線翌日の上ヒゲ寄り引け同値。
ろうそくの本は捨ててしまったので詳しいことは覚えてないですが
翌日に上ヒゲを埋めることが多いらしいです。
ただし日足レベルでも下げは明確でありロングは完全な逆張りです。
ストップをきちんと置くこと。
建て玉を大きくするのは終値で94.3を超えてから。

ロングする根拠は売られすぎ(期間的に)とファンダメンタルズ(直近の良指標)。
という裁量トレーダーなのでありますw。

まとめろ

一個の記事にまとめてから書けばいいのですが
長文になると文句を言う人がいるんでこうなります。
スイス関連最終章。

UBSの総資産はだいたい2兆フラン。スイスのGDPは5300億フラン。
情報開示の件でUBSから流出したのが約1560億フラン。
今後も止まるとは思えず介入なんかしなくとも勝手に安くなるということでないのかな。

スイスだけではなく

米国税務さん
http://ustax-by-max.blogspot.com/2009/08/blog-post.html


スイスから一斉に資金が移動していると言われているシンガポールは大丈夫かしら。