2008年11月3日月曜日

失業率10%オーバーへの道

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが合併すれば、これから7万4000人が職を失い、比較的小規模な工場の半数が閉鎖される可能性があると、会計事務所グラント・ソーントンがリポートで指摘している。


どっちみちGMが政府に断られたからクライスラーは終わってるので。
GMもいまのうちに決算発表しておくべきかと。
自分の予想では今週ドル円100円は越えません。

購買力平価

プロの目で見た成功の鍵

自分はこの先実需主体の値動きになる可能性もないわけでは無いと思う。
金融が破綻したら必然です。
でもこのエントリーで気になったのはそこらへんのことではなくコメント。
調べてくれませんかってwwwwwww。

ご本尊の話

米国と英国の両方で、財政赤字は爆発寸前である。金融セクターに投げ入れられた救済パッケージからくる大きな影響で、Morgan Stanleyは最近2009年財政赤字の予想を出し、1983年の前回過去最高6%の2倍を上回る12.5%とした。

GDPの比率で計測すると、米国の国家負債は来年70%を超えると予想されている、これは近年より随分高くなる。だが世界第二次大戦後1946年に記録をつけた122%はまだ遠い。ある人は、この比較は現在の状況を維持することに議論する。

しかし、他は政府負債はその背景、景気全体の負債の一部として見なければいかないと主張する。GDPに対して米国民間の負債比率は今まだ見たことも無い、300%近くなっている。オーストラリアのエコノミストSteve Keen氏は言う。疑問はまさに全体の負債ピラミッドが激しい、抑えられない一連のデフォルトを通じての崩壊を避けることができるであろうか、そして国債市場を道ずれにする。もしこれがこじつけのようであれば、クレジットのラテン語の根源は”credere”で、信じる、しかし同様に信用する。民間セクターの債券市場の大部分で、それが正確にここ1年半で消え去った信用である。古い言い回しで”Credit Revulsion”『信用激変』が国債に広がりつつあり、確かに可能性ある想像の世界以上である。

米Treasury市場への圧力は直近の低い利回りにもかかわらずすでに存在する。最近の入札で低い落札倍率、と長いテール(平均落札利回りと最高落札利回りに差)、この両方とも需要の弱さを表している。流通市場でのデリバリーのフェイルは過去最高に上っている。これは低い流動性を示す。市場参加者は将来の入札動向に特に注目すべきである、とくに入札スケジュールが増え始めたら。

もし政府の支払能力の不安が広がり始めたら投資家はどうやって安全に非難できるのだろうか?どんなクレジット関連の債券価格下落の初期過程では、明らかなヘッジがある、CDS、ショートBond先物ポジション、逆張りTreasury ETFのように。しかし、最終的に米国のデフォルトは金融経済にとって一大異変の結果を生み、全体システムを総破たんさせる。よって最終安全地帯は貴金属となり、このようなシナリオでは急速に通貨価値を勝ち取る。