2008年11月6日木曜日

このおどしは重要

米下院金融委員会のフランク委員長(マサチューセッツ州、民主党)は5日、段階的に注入されている7000億ドル規模の不良資産救済プログラム(TARP)について、公的資金注入を受ける銀行が、融資を通じて米経済に還元しない場合、議会はTARPに向けた残りの原資確保を停止する可能性がある、と警告した。
ロイターとのインタービューで明らかにした。
同委員長は、公的資金が経営陣の報酬や企業買収、配当に使われるべきではないとして、公的資金が貸し出しに回らない場合、議会はTARPに向けた最終的な資金調達を停止する権限を有する、との考えを示した。
委員長は「資金が融資に回らないのであれば、資金の注入が止まったとしても何も悪影響はないだろう」として、「銀行側が融資の拡大に向け、一層努力するよう望む」と述べた。


本当にやめることはできないと思うから見抜かれたら終わりですが。

トレード日誌

BOE1.50%利下げ。
マジびびったー。あまりの驚きにさっき建てたポンドルショートを速攻損切り。
想定外です。
こういうのはしゃあないですな。
それにしてもイギリスの金利が3%かぁ。
いつまで高金利通貨って言われるんだろ。
すでに価格だけの問題になっているような。
これはもうスワップ派は死ねるね。

CDS

ブルームバーグ

社債や国債、資産担保証券(ABS)のクレジット・デフォルトスワップ(CDS)の取引残高(想定元本ベース)が世界全体で計33兆6000億ドル(約3400兆円)であることが、米デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング(DTCC)の4日付のリポートで分かった。

あれ?62兆ドルは?
やっぱこの市場かなーりいい加減なようで。
とりあえず決算先送りしたGMとフォルティスが楽しみ。
フォルティスは19日でしょ。
GMはまだ未定なのかな?

祝オバマ

民主党の大統領が誕生したのでFOMCでの空席はさっさと埋まるでしょう。
利上げ利上げと騒いでいた時は僕は利下げすると思っていたので
この新メンバーには注目しようと思っていたのですが
すでに利下げのターンになってしまったので
メンバーが誰になろうとあまり関係ないかもしれません。
できることがあまりないです。
それよりは財務長官に注目があつまるでしょうね。
オバマはニューディールと叫んでいたらしいです。合掌。

そんなお祝いムードの中ISM非製造業は過去最低を記録。
政府は半期に一度だった30年債の入札を四半期ごとに。
これしか無いでしょうね。
次は50年債の発行でしょう。

デルの今後の見通しを見ていて思ったのですがアメリカは何を考えているのでしょう。
他の企業もそうなのですけど人員削減でまず非正社員を切っています。
日本も最初はそうでした。
しかし正社員は能力もなければ大して働かない。その上えらそうで給料は多い。
そして正社員をカットして福利厚生のいらない派遣や外注、請負へとシフトしていったわけです。
アメリカでは正社員はよく働くのでしょうか。
それとも日本と同じ道をたどるのでしょうか。誰も指摘しないのでしょうか。
そのうち分かるでしょうけど。


 2年債 1.34%
10年債 3.68%

多少変われましたが本当に多少ですね。
株式市場や指標の割には全然です。
スプレッドも縮小。2日連続。
大統領選後1ヶ月くらいは縮小傾向にあるようです。今まではね(笑)。
この長短金利差もドル円が80円の頃には300くらい行っちゃうのでは?
金が2000ドルの頃には400くらい。
アメリカの金融会社はバラックで営業してください。