2008年9月17日水曜日

リラ81円

S&P500の1200ってのはテクニカル的にも出来高OP的にも重要なラインだったようですが
下抜けてしまいました。VIXはもちろん上昇。
明日から空売り規制が始まる駆け込み需要なんでしょうか。
ということは皆株は下げると思っているわけで何か規制に意味はあるのでしょうか。
やりたいこともやらせてもらえない、企業は公的管理。
これは社会主義になってしまうのではないでしょうか。
現在思っていることは千葉ハムさんのブログにコメントしましたが
別に個別のオプションでヘッジせずとも他市場、
欧州やアジアで空売りすればいいだけですから反感は必至。
日本はもともと貸し株無いと空売りできないんでしたっけ。普通ですな。
ちなみにいろいろチェックしている間に残したドル円が104.30つけて200ピピ乗ってましたので
利食いしておきました。現在ポジションはスクエアでございます。

 2年債 1.64%
10年債 3.41%

いろいろ買収話の噂が飛んでますがもう誰も信じられません。
短期債は買われて血のお風呂に入った月曜よりもスプ拡大。
前回空売り規制の間国債のほうはずっとレンジでした。
今回は財政懸念もあるのでどうなるかはわかりません。
自分が本当に待っているのは国債利回り上昇しつつのドル円の下げでございます。

今日の指標

経常収支-2Q:-1831億USD(-1800億USD)
住宅着工件数-8月:89.5万件(95.0万件)
建設許可件数-8月:85.4万件(92.5万件)

懸念が一旦去っても株が下げてくれるから楽チンです。

何回か書いた目標値。
1ドル80円(105)
1バレル80ドル(93)
1ダウ8000ドル(10888)

やっぱり原油が早そうです。
簡単に100ドル突破したからもう準備はおkでしょう。

トレード日誌

現在の含み益。ドル円が105.29ですから100ピピほど、ユロドルが1.4200で50ピピほど。
最近はボラがひどかったですから物足りなく感じますが
従来これはかなり上出来な儲けだと思います。
というわけでもったいないお化けが出るかもしれませんが利食いします。
ドル円は5枚だけ残しておこっとw。

説得力があります

リチャードクーなんでリーマンはだめでAIGは良いのかというところに結びつきますね。
そして政治が芳しくないのは日本だけではなさそうです。

その公聴会に出ていたのはバーナンキFRB議長、スティール財務副長官、  
コックス証券取引委員会委員長、ガイトナー・ニューヨーク連銀総裁。
この4人が「あの段階で救いの手を差し伸べなければ、
米国の金融は崩壊していたかもしれない」と一生懸命説明していた。
しかし、上院議員の反応は「たった1社の証券会社が潰れるだけで、
米国の金融システムが全部潰れるくらい状況が悪化するまで、あなた方はこれまで何をしていたのか。
そんな状況になるまで昼寝でもしていたのか」というものだった。
ポールソンは日本の失敗も十分理解している。だからこそ、今は民間への資本投入はできない。
今やって、反発が出たら、本当に事態が悪化しかねないという状況ではないだろうか。

ゴールドマンサックス

ベストバイとかデルとかも短期長期ともに見通しが悪化してきました。
自分がここは大丈夫なんじゃね?って思ってるのがGSとウォルマート。
そこがやばくなってきたらアメリカの終わりですね。
そのGS。
「当社は長期的な世界戦略を変更しない。
資金調達源を拡大するために金融機関を合併または買収する計画はない。
むしろ、市場環境に対応した、よりきめ細やかな手法をとる」

GSはこうやって生き残ってきましたからね。
さすがに初期は為替トレードとかの会社を買収していたりしていましたが
それ以降は他の資本が入ることを極端に避けています。
株式会社にするのだってずっとためらってたくらいですから。
これからは投資銀行業務も増えるだろうし、
あそこは悪い時期に儲けようと思っていないところですからまず大丈夫だと思います。
GSもなくなるって言ってる人も結構いますけどね。

ところでAIGは政府の件で株価は下がらないの?
ダウの構成銘柄の入れ替えは無し?

よし

そろそろかな。
ユロドル1.4250で売りました。
ついでにポンスイを利食いしておきます。
ドル円ショートは放置してもいいよね。

こいつは最低

何をしてくるか全く想像がつかなかったので昨日は参戦しませんでしたが
今日は別。朝一106円台のドル円ショートをたっぷり行かせて頂きました。
昨日起きたときよりも今日起きたときのほうが驚きはでかいです。
注目していたポールソンの講演は中止。FOMCは金利を据え置き。
結局何もしなかったのです。声明文も最低でした。
わたくしバーナンキを首にするべきだと思います。
AIGの件も市場の噂が一人歩き。
水曜までに追加資金を用意できなければ破綻に限りなく近づくわけですが何もしませんでした。
株価のほうは少し反発したものの時間外でまたもや50%近く急落。
今現在2ドルを切りそうなところまで来ています。

 2年債 1.89%
10年債 3.49%

はっきり言って僕はAIGの行方以外何も気にしなくて良いと思います。
この文章がノストラダムスの予言みたいで素敵です。

AIGの破たんは間違いなく銀行システムすべてを急死させる。
CPとレポ市場は閉鎖され、本質的に凍結しているCDS市場の多くの参加者にひどく高くなる。
融資することはできず、クレジットのヘッジもできず、流動性もなし、死刑宣告となる。