2008年9月23日火曜日

ポンド売り自重

前回の空売り規制で起こったことはファンドの取り付け騒ぎ。
清算。ポジション解消。
同じことがシティでも起こる可能性は十分あります。
NYよりロンドンのほうがヘッジファンドは多いのです。
しばらく売るのはやめておきますね。

規制について

ちょっと気になったので自分でも調べておきました。
まず空売り規制。
オプションについてですが基本的にはどれもオッケー。
空売り期間中に行使しなければいいだけですから。
しかし仮に延長されるようなことがあると10月の期日が来てしまうと執行ではなく強制クローズ。
Naked Call Short(現物なしでのコール売り)
Naked Put Long(現物空売りなしでもプット買い)
これらは規制に引っかかるらしいです。

次にCDS。面倒くさいからコピペ。
今回のステートメントはNY州保険局が主体ということで、保険契約者の利益を守るという観点からの規制である。NY州は2000年にすべてのCDSは保険商品ではないとの立場を表明したが、社債などの現物資産の保有者がCDSでプロテクションを買うケースに限ってこれを“保険”とみなして、2009年1月からNY州保険法の管轄にするとしている。この場合、プロテクションの買い手を守るために、取引相手(プロテクションの売り手)の契約の履行能力に対して規制をかぶせるとしている。Dinallo氏は、今回のCDSの規制の目的は、健全な経済行為に規制の網をかけることではなく、プロテクションの売り手の契約履行を確実にすることであり、現物資産の裏付けなしに相場の方向感にbetするようなCDSを規制の対象外としている。

つまり規制にかかるのはNY州でそのなかでもごく一部って事。
62兆ドルのうちすずめの涙くらいじゃないかな。
とりあえず逃げ道は作ってもらえました。

原油相場

昨日は納会だったのですね。
それで思惑が入り混じって荒れに荒れて全滅してしまったのですね。
線香はいりますか?。

南アフリカランド

暴走モード突入。

壊れた

原油がバカになりました。
GSは少し前に目標価格を下げたものの依然強気でしたね。
なんかあるんでしょうか。マケインの勝利を織り込んでいるような動きです。
ユロドルも壊れています。
ユーロバブル崩壊がトップニュースになった時点でやはり買っておくべきでした。
原油も上がり続けることはないと思うんですがね。
そこで金は下げずにユロスイが下がる感じでしょうか?ユロスイは千葉ハムさんにおまかせします。
株式市場もおかしいです。
空売り規制が行われているせいで下値はスカスカ。
全く買戻しが入りません。
こうなることを見越してあらかじめ調整があったのでしょうか。
規制銘柄拡大が発表されましたが11%下げたGMは引け後に反発もたった0.35%高です。
こちらを見てもらえばわかりますが
世界経済鈍化によるハイテクの見通し引き下げ、GSとモルスタによる預金者強奪。
弱材料がこの2つだけに対して強材料は8つも載っています。
いかに株を買う人がいなくなったかってことです。

 2年債 2.16%
10年債 3.85%

これも壊れました。止まっちゃってます。
昨日国債の見通しに変更なしと言ったムーディーズ。
確かに格下げすればその時点で政府の計画はパーになります。
住宅ローン債券の格下げが遅れた時と同じです。何のための格付けかわからないです。
詐欺ですな。

最初から言ってた人の勝ち

ブルームバーグ
NY連銀総裁は若手のイケメン。
現在のハゲ2人とは正反対。
次期政権が民主党なら財務長官の筆頭候補らしい。
ルービニ教授は最初からアメリカ社会主義国家を唱えていました。
そして僕はこれから日経一人勝ちで今年は1万9000円くらい行くんじゃないの?って思ってました(笑)。