2008年7月3日木曜日

非製造業のほう

データ

やっぱり雇用がむごい。
こうなるとやっぱりデフレに向かうとしか思えません。
金が無い。縮小縮小。
リーマンのボーナスも株で支払われるらしい。
同じように株でもらったベアスタの社員は・・・。

早く景気後退宣言を

新規失業保険申請件数40.4万件。
失業率5.5%
雇用者数-6.2万人
接客業と政府部門以外は全てでマイナス。

政府の減税とかFRBの利下げとか何か意味があったのだろうか。
ただ単にお金をいっぱい刷っただけ?イコール保有資産の目減り?
流動性はよくなったの?
何もしなかった場合と比較できないのがくやしい。

プチデータ

ホームエクイティローン延滞率 1.1%
クレジットカード延滞率 4.51%
企業破産件数前年同月比 33%増

ナスも

高値(52週)から20%下げて引けると弱気相場ならナスも仲間入り。
S&P500は1576ポイントだからかろうじて1ポイントだけ上回ってる。
昨日のCDXは147。

増資する際株価が安くなるともちろん株主は反対する。
発行数も増える。
今のところ決算とセットで増資を発表して危機を凌いでいるけどだまされてはだめ。
増資自体が一時的なものなのにその増資さえ行っていないところもある。
WSJにフレディマックが挙げられてた。
すでに増資を発表して2ヶ月経つのにすでに期末を迎えている。
次の決算発表でも増資します、って言うんだろうか。
こういうのも社交辞令?

弱気相場入り

・メリルのリポートでGM破綻の可能性
・そのメリルは58億ドルの評価損計上の可能性
・原油最高値更新
・ADP雇用統計-7.9万人、サービスセクターでもマイナス

ダウは11215で晴れてベアマーケット入り、債券は大幅高。
ドル円はほぼ横ばい、ユロドル上昇。

2年債  2.58%
10年債 3.96%

GMはかなり悪材料を織り込んできてるから決算次第で下げ止まる可能性は高い。
メリル等の金融機関も決算が多少操作できる。
ただ簿外に置いた資産もいつかは移さないといけないわけで
損失の先送りを行った日本を見ればどうなるかは目に見えている。
タイミングを計っているのかもしれないけどそんなものはもう来ないのではないでしょうか。
株価の上昇が住宅バブルが生んだものだったらそれが解決しないと下げ止まらないし
住宅バブルが始まる前の水準まで落ちるのではないでしょうか。
そこにデリバティブが絡んでいるから下手したらデリバティブが生まれる前の水準まで。