[24日 ロイター]
米モルガン・スタンレーは公的資金返済に絡み、第2・四半期に大幅な損失を計上をする恐れがある。シティグループのアナリストが明らかにした。
キース・ホロウィツ氏は、同社の商業用不動産に絡むエクスポージャーがリスクと指摘。第2・四半期の継続事業ベースでの1株損益予想を0.73ドルの赤字とした。前回は0.50ドルの黒字を見込んでいた。
不良資産救済プログラム(TARP)資金の返済に絡み8億9200万ドル(1株0.79ドル)相当の影響が業績に及ぶとした。
2009年全体では1株0.10ドルの赤字を予想。前回予想は1.60ドルの黒字だった。
投資判断は「ホールド」を継続、目標株価は28ドル。