2008年6月26日木曜日

ゼネラルモーターズ様おめでとうございます

GSのアメリカズ・セル・リストっていうのがある。
シティなどそうそうたるメンツが名を連ねてるわけだけど、
晴れてGMも仲間入り。
現金も今年でなくなるという予想。
W・ミューチュアルを同社が売り推奨した後の株価の下落は記憶に新しいです。
買い推奨よりも売り推奨のほうが信頼度が高いのはどこの証券会社も同じ。
ちなみにGSは住宅価格の下落はピークから30%と予想しているらしいです。
他はどこも20%です。
現在は18%ほどの下落。
それだけ下がっているにもかかわらず今日発表の中古販売は
前年同月比-16%

GE

シティもバンカメも買うのを見送ったGEのクレジットカード部門。
JPモルガンも降りました。
採算が取れないってことでしょう。
自社のクレジットカード部門も業績は悪いんだと白状しているようなものです。

奇遇ですな

インフレ率が目標圏内まで低下するために、経済成長は今年、鈍化する必要がある。経済成長の鈍化は、インフレ率が目標を上回る水準に高止まりしないよう、十分なものでなければいけないが、同時に、インフレ率が目標に達するだけでなくそれを下回る水準にまで低下するほどの大幅なものにならないようにする必要がある。

これがキング総裁の発言。
さっきこんなようなことを対アメリカで日記に書いた気が・・・。

来年は

ファンダメンタルズが要因でテクニカルが法則です。
相場が動くのが要因で動いたのがテクニカルです。
どちらも先に予想を立てないといけないので難しいです。
自分は100%裁量トレードですがなんとかなります。
ここで来年はテクニカルに挑戦してみようと思います。
法則(過去の値動き)を参考にします。実験なのでたぶん5枚とかそういうレベルでやります。
3月に無心で何もかもに目をつぶりドル円を6月までロング。
うまくいくかどうかよりそれを実行に移せるかが心配です。
でも一番の問題はこのことを覚えていられるかどうかですね。

ポジショントーク

円買いフラン買いは放置しておいても大丈夫だと思います。
ここから10円上げることはすごく考えずらいです。
もしそういうことがあったとしても何もなく上げるのは不可能。
大きなことがあるはずなのでその時損切りすれば十分でしょう。
もちろん下げると思ってのポジションなのですけどね。
難しいのはユロドルLです。
7/3で利上げしたとしてそのまま当面据え置きを匂わせるような発言をするとは思えません。
やはり自分はあの国の景気減速はインフレが原因だと思うので複数回利上げするべきだと思います。
そしてその後インフレが落ち着いてくると同時に景気の後退が始まるのではないでしょうか。
その時は目いっぱい売りましょう。利下げもするはずでプラスワの可能性もあります。
あの国の現状をどう取るかは難しいところです。だって一つの国じゃないですから。
ただドイツを見る限りインフレが一番の問題と考えます。
アメリカは違います。
今のリセッションはインフレが原因では無いので利上げしたら死にます。
ここはもう何をやってもどうしようもならない状態なのです。
どうせ死ぬならじたばたせずにじっとリセットされるのを待ったほうがいいと思うのですよ。
もしくは金利をさらに下げてさっさと終わらせる。
どのみちエネルギー価格の上昇は利上げして収まるものではありません。

FOMC明けて

据え置きだったため各市場ほぼ横ばい。
株式市場はわずかにプラス。
FF金利先物は8月の利上げ織り込み度が低下。
債券市場の利回りは短期債低下、長期債上昇。
ECB会合と雇用統計がありますがその後は決算に焦点が当たっていくと思います。
まだまだ市場は落ち着いています。
これが巷で言う一時的な反発なんですね。

2年債  2.82%
10年債 4.10%

スプレッド拡大。

さらに整いました

自分のポジションでFOMC用に立てたのはユロドルLのみ。
据え置き予想をしている人なら皆これを立ててたでしょう。
金利の発表なのですからそれに沿った動きになるのは当たり前です。
円やフランが買われるのはまた違う場面なんです。

FOMC声明文

これはただ単に急激なドル安を阻止するためにあつらえたものでしょう。
まともに取る人はいません。
これから景気後退に関する記述がだんだん足されていきます。
そのたびに円やフランが買われていきます。
信用不安になった時もその2本建て。
その時はマイナー通貨をショートするのもいいでしょう。

結局対して動かなかったのでユーロはECB会合まで持つことにします。
金利動向で買っているだけで信用危機に買える通貨ではないですが。
現在の4ペア合計+250pipsくらい。
勘弁して欲しいです。