2009年1月10日土曜日

雇用統計

















戦後最悪の雇用悪化を受けて株価は下落。
年明けの窓を埋めることに成功。
順番的にはこの前開いた窓を閉める番で上昇に転じるはず。
ちょうどボリンの中心にもタッチ。
決算期の毎回の流れにも一致。
しかし企業の業績悪化は当然のことで市場の注目は
「いつ、どのようにして景気後退を止め回復に転じさせるか」
にうつっているわけで株価ははっきりいってどうでもいい。
どうせ企業も資金調達は株式発行できないからCPや社債。
証券会社ももう無いわけだしwww。
というより景気低迷による業績悪化は当然なわけでしょ。
じゃあ会社を守るためにリストラすることは企業にとってはいいことだと思うんですけど。
やっぱ株はよくわからんですわ。

 2年債 0・75%
10年債 2.39%

さらにフラット化。でもまだ長期債が買われるパターンです。
まだデフレ懸念。

どうでもいいこと

IMMでは主要通貨全てでドルロングが減少。
TEDスプレッドは現在1.2くらい。
平均労働時間は減少中も平均需給は横ばい。むしろ上昇。


[リンシカム(米メリーランド州) 9日 ロイター] 米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)による大量の資金供給は将来的なインフレリスクにつながるとし、クレジット市場の完全な回復を待たずに利上げを実施する必要が生じる可能性があるとの見方を示した。
「現時点では、信用プログラムはわれわれの金融政策戦略と矛盾しないが、インフレが再び高進するのを回避するため、信用市場が完全に回復したとみなされなくとも金融刺激策を撤回すべき時がいずれ来る可能性が高い」と述べた。
総裁は、FRBが金融市場の安定化に向け資金を提供する中で金融政策とクレジット政策を混同することを警告。FRBのバランスシート拡大はリスクを伴う可能性があると述べた。



物価を無視して流動性だけのために利下げを行えばこうなることは至極当然。
しかも利下げを行ったにもかかわらず
お金は流れない、借り入れコストは下がらない。
向こう側の人たちはFRBの行った金融政策は効果を発揮しているって口をそろえて言うけど
どこがどうなったのかきちんと説明して欲しい。
やらなかった時どうなっていたかなんて想像でしかできないわけでしょ。
じゃあ言わせて貰うけど間違ってたと思いますよ。
他のもっと痛みを伴う方法のほうが景気の回復は早かったと思います。