2008年8月3日日曜日

今度来る時はパートで雇ってやるよ

弁護士事務所”Cadwalader, Wickersham & Taftは96人の弁護士を解雇。
このうち90人は不動産と証券業務だったということである。
ほとんどがNY、Charlotte, ロンドン事務所からで1月には35人がすでに解雇されている。
尚、この解雇さえれた部署は過去5年間で急速な成長を見せ、
特に商業用モーゲージ・バック証券に力を入れていた。
融資部門は昨年にレバレージ・バイアウトに関与し、
これにはBlackstone’sの$23Bln Equity Office Propertyなどが含まれている。

2004年には$98Blnのモーゲージバック証券の発行がされたのに対して
2008年には$314Blnにも上ったそうだ。
しかしこれも今年には80%縮小し$60Bln近辺になるだろうと予想する。
尚、この市場が反発すると見ているこの事務所ではまだ不動産、融資部門の弁護士を150人保持している。

トレード日誌

千葉ハムさんとやまはくんさんからコメントを頂いたのでこちらに書きます。
円とオセアニアの関係はやはりそのとおりだと思います。
円とドルが同じ属性。しかし円は時折ものすごいひねくれた動きをする。
どんな世界でも世間に迷惑をかける変態は捕まりますが世の中に迷惑をかけない変態は最強です。

とりあえず現在はNZD/JPYをショートしていますが長期用のロング指値はそのまま。
これは超長期では無い予定です。ドル円が80円以下になる予想をしていますので
現在のNZD/USDで直しても50円台になってしまいますから刺さってもどこかで手仕舞いします。
で、なんでキウイ円Lの指値をはずさないかって言うと下落が止まると思っているからです。
当たり前ですが。
なんで止まると思うかですよね。
NZの状況はアメリカよりひどいといわれていますが決してそんなふうには思わないからです。
英国も確かにひどいですがアメリカとは規模も違うし英国の場合無駄な足掻きをしていません。
素直に国有化もしていますし通貨に関して操作しようともしていません。
第一国の規模が違います。
現在の状況は金融危機です。NZは金融で成り立っている国ではありません。
住宅価格の下落が一段落すれば大丈夫でしょう。
穀物のほうは投機資金が流入しているおかげで乱高下を繰り返していますが、
下値は確実に繰り上げています。
必ず必要な食べ物や限りある原油の代替燃料。これらが将来伸びるのは誰しも分かっていることです。

直近の話で止まる理由としてはドル安がやってくると考えているから。
これはFOMCが理由です。8月現の金利先物で利上げを織り込んでた時期もありましたから
据え置きで少しドルが売られると考えています。
その場合金利による変動ですからたぶんユーロが上げるドル安です。
ドル円はあまり動かずキウイドルは多少上げる感じをイメージしています。
据え置きですからそこで少し株式市場が安定して
ドル円がもう一度上を目指して108円中間までは行くのではないかと。
そうするとキウイ円はあまり下がりません。
現在は79円を3月以来保有中。
指値は76、73、70。
しかし円高はやってくると思うのでそれが早ければ79円手仕舞いして76円は取り消します。
やはりポンドが下げないうちは大丈夫かなと。ポンスイのあの値段はないぜよ。
まぁ持っても2、3週間だと思いますが。

それにしても長期は本当に難しいです。
今現在長期用口座で為替差益が含みで発生しているのは
2月に建てたフラン円98.07だけです。
見解や現状把握、予想は割りと当たっているのですが、
ポジ建てる時期が斜め上どころか...(汗)。

8件目

FDIC:フロリダの金融規制局(Office of Financial Regulation)は
金曜日にFirst Priority Bankを閉鎖する。FDICが受け取り役となる。
貯蓄者を保護するためにFDICはSunTrust Bankと仮の契約を結び
First Priority Bankの預金を保障することにした。

2008年6月30日も時点でFirst Priority は総資産$250Mln、合計預金額$227Mlnであった。


今回のでこの世から消えるペイオフ対象外のお金13億円。
預金の引き出し加速準備オッケー。
最近ペースが早いからそのうち数えるのがめんどくさくなると思う。
今年中に30件は固いか?