2009年12月22日火曜日

まだドル高

[ベルリン 21日 ロイター] ショイブレ独財務相はギリシャの財政問題について、ドイツが肩代わりすることはできないとし、ギリシャ政府は自ら問題を解決する必要があるとの見方を改めて示した。
 21日付独ビルト紙とのインタビューで、同相は「気が気でない状況だ」と指摘。「ギリシャは何年間も、歳入に見合わない財政運営を行ってきた。ギリシャは支出を削減し、自らを支えなければならない。ドイツがギリシャの過ちの肩代わりをすることはできない」と語った。

[フランクフルト 21日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁は、ユーロ圏各国が債務不履行(デフォルト)に陥るリスクはないと述べた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えた。
 同総裁は今月16日に行われたインタビューの中で「ユーロ圏の国が債務不履行に陥る可能性は考えられない」と述べた。
ただ、ギリシャは他の欧州連合(EU)加盟国による支援を期待すべきではないとし「EUの規則の下では、他の加盟国が自主的に(救済に)乗り出すことは規定されていない」と述べた。


この見捨てる姿勢がユーロ。
これが自分に火の粉がひりかかると話は別だけどって姿勢がもう無理。
加盟している限り通貨の切り下げも利下げも出来ない。
脱退して切り下げたところで債務はユーロ払い。
ユーロが強くなっても弱くなっても自分国にあわせた政策は取れません。
このツケはいつかやってくると言われて早数年。
別にバブルは膨れ上がらなくても弾けます。
実態の裏づけがないのに買われている時点でバブル。
ドイツやルクセンブルクとイタリアなんかが同等に扱われている時点でおかしいんです。
政策で助けてあげられないならその前に是正するとかIMFのような基金を独自で作るとか
そういうのが必要なのではないでしょうか。


 2年債 0.86%
10年債 3.68%

雇用統計からの流れはまだ変わりません。
トレードとしてはスイングは一旦撤退。もう少しデイでショートしてみます。
そろそろ一旦指標で水を差さないと。
指標と言えばやはり次の小売売り上げは予想より悪いということになりそう。
スーパーサタデーは大雪でズタボロ。
トイザラスなんかの決算にも影響を及ぼすレベルらしいです。