2008年9月4日木曜日

雇用指標第2弾

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング子会社などが集計した
8月のADP全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は3万3000人減少した。
ロイターが集計したエコノミスト29人の予想中央値は3万人減。
予想のレンジは11万5000人減─1万5000人増だった。
7月の雇用者数は9000人増から1000人増に下方修正された。

いつもは多少なりとも動くのですがトリシェとかぶってましたから。
つか毎度毎度これと非農業部門雇用者数は予想の幅が広すぎwww。
しかし失業率の悪化は鉄板では無いでしょうか。
雇用を求める人の操作が無い限り・・・。
今日はあともうひとつISM。これで株価の方向が決まりそうな感じです。
ドル円は現在108.10。
107円台付けるたびにうれしくなっちゃうんですから僕は幸せ者です。
あと少し、ガンバレ!
 

あっぶね

インフレ率が物価安定水準を上回る状況が長期化する公算
インフレリスクは上方にある
マネーと信用の伸びはある程度鈍化している
最新のデータ、08年半ばの実質GDP伸び率減速を示す
成長の減速、第1四半期への反動も一因
広範囲なインフレの二次的影響を回避することが重要
商品価格も成長の減速の一因
中長期のインフレ期待をしっかり抑えることを強く決意
現在の金融政策スタンス、われわれの目的達成に貢献する
引き続き状況を非常に注意深く監視する

同時に米指標が発表。その瞬間ユロドルが上げました。
会見内容がリアルタイムで入っていたらまちがいなくロングしてました。
これ読んだ時にはすでに下げてまして傍観。今日はユロ触らないでおきます。
なんでこれで下げるか分かんないから。前とあんま変わってないぞ。
会見はまだ続いているみたいです。攻防中。

9月

普通のところは9月が四半期の締めです。
流動性のあるファンドは四半期ごとの償還となります。
そして今月から来年にかけて非流動性のものも償還や借り換えのラッシュ。
GSは2Qだけで1%のモーゲージがフォークロージャーすると予想しています。
そしてサブプライム・ローンに大してはあまりはっきりしない意見、
多分サブプライムの不履行率は減っていることだろう、
しかしプライムとAlt-Aの不利効率は増加していると見ています。

僕の意見と一緒ですな。
というわけでまだまだこのドル高は長い道のりだと思いますが、
それが一巡するとドル安の第2ステージに突入すると思います。
本格的なのは償還や破綻のラッシュが始まる来年以降でしょうかね。
それでもその間円デックスは上げてくると思いますよ。
どちらの上げ幅がでかいかはちょっと想像つきませんがドル円でいうならジリ下げでしょう。
その他の通貨はキウイやランドなどマイナー通貨はドカンと下げないような気もします。
まだある程度下がるしドル円の下げ次第で対円では安くなると思いますが、
単純に流通量の多い通貨のほうが下げると思います。
大きな動きはレパトリ。売り仕掛けではないと思います。
リスクを取っている場合ではないと言う意見です。
ウォンは知らないけど。

終わってみれば小動き

ドルが高くなったり安くなったりで行って来いでした。
欧州の金融政策や米雇用統計も控えているので積極的にポジション取りづらいのかもしれません。
GMAC傘下のレスキャップが57%人員削減、GMACモーゲージは完全閉鎖だそうです。
GMACってのはGMの金融部門。レスキャップは住宅金融部門ですね。
リース事業からもてったいしていっていますからそのうちGMAC事態を閉鎖するかもしれません。
ただここを閉鎖すると審査を甘くすることができず、
ただでさえ売り上げが落ちている時に他社でローン組めない人はますます買えなくなります。
そういえばB&BがGMACから毎四半期住宅ローンを買い取る契約をしてましたが大丈夫でしょうか。

毎回たいして材料視されることの無いベージュブックは利下げを示唆する内容。
今の場合は将来的な利上げ観測の後退に繋がりますか。長期金利が下がりました。
短期債のほうは強弱織り交じった内容で横ばい。

 2年債 2.25%
10年債 3.70%

最近のドル円の動きは、株で言うならダウよりナスに近いです。
ダウは所詮化石企業が20種集まっただけの平均ですからね。
それならS&PとかNYSEかな思うのですがなぜか最近はナスに連動しています。
まっこれは深く考えるまでもなくたまたまだと思います。

追記

ポジ決済もいまのとこドルカナドル円ともにピークでした。
ついてる日はこういうものです。
ドル円やクロス円はまた上げたら売りますがカナダ買うかは来週次第です。