2014年2月22日土曜日

テーパリング

もしも、の話は未来に向かってするものだとは思っているのですが。
もしバーナンキがあの決断をしていなければ確実にアメリカは最悪のデフレに陥っていたのではないでしょうか。
テーパリングによってある程度の揺さぶりがあるのは当然のことで。
天秤にかけるわけではありませんが仕方のない事です。
物価をコントロールするための機関としては普通はできないもので脱出する時になって叩くのはどう考えてもおかしいです。
あれがなければアメリカがなくなっていてもおかしくないのですから。
実際問題バーナンキがいなかった欧州は大変なことになっています。
まぁデフレ一直線でしょうね。

アメリカがその他の国と連携を取るか。
これがここからはかなり重要になってくるのではないでしょうか。
テーパリングの速度に合わせて新興国は金利をコントロールする必要があります。
ずれると一気に置いて行かれますね。
そしてこれは置いて行かれてしまうでしょう。
中国の成長のストップです。
新興国は金利を上げざるをえない状況になっていくのでしょうが通貨安の政策を取りたい国は非常に厳しくなっていきます。
新興国と欧州はこんなところでしょう。

日本はできることなら知らぬ存ぜずで独自の路線で行ってもらいたいものです。
一国で経済が完結できるなら外部要因に惑わされず、冷たいようですがまずは自国ですから。
民主党政権時代の空白はすでに埋まったと思います。
力のないものが壊したものなんてたかが知れてます。
デフレさえ脱却できればこっちのものです。
税制改革の問題もうやむやにできます。
世界がソフトランディングを目指している中でこっちは逆に飛び立ちましょう。

取り敢えずのところは主役はアメリカですから
その速度に合わせてスイングトレードしていくつもりです。
アメリカの復活と中国のストップが当面の方針ですね。
 


日本の電機メーカーはもう少しだけがんばってください。