2008年8月22日金曜日

結局

今日もなんでドルが買われてるかよくわからん。
リーマンも買収がらみの噂が出るくらいだから相当やばいんだろう。
CDS売ってる連中はもちろんポジション解消のレパトリ行ってるはず。
もうひとつ、相場が薄いような気がする。昨日も今日もほとんどリバなし。
こういう時って損切りとか利確が難しいね。

お勉強会

逆選抜

GSE
債券保有者は危機が生じた際、政府に支援してもらえる。
財務省が両者の株式を取得する際、すでにに発行されている株式を無価値にするという条件をつける。

ところで誰がこんなことを言い始めたんだ?
両方憶測に過ぎないんじゃないの?
政府の優柔不断が市場を混乱させてるんでしょ。
支援策がまとまったんだから早く完全国営化すべき。
中途半端じゃダメなこともわかってるはず。
投資家の扱いを早く決めないと。
どうせそのうち土壇場で緊急会合。
そんなことばかりだと信用なくすよ。もうないかもしれないけど。
やっぱ対話型でしょ。カーニーさんを見習いなさい。

それでも下げた金融株

・リーマン敵対的買収の可能性(アナリスト談)
・GSEは解体が合理的(アナリスト談)
・ナショナルシティへそくりアリ(SECへの文書で明らかに)

小売株やエネルギー株は買われてS&P500は小幅高。
11条を申請していたスティーブ&バリーズは買収合意で清算を回避。これは朗報ですね。
為替のほうは円高の後にドル安が来ました。
思い当たったのとしては原油くらいでしょうか。
ホワイトハウスからロシアに向けて早く撤退しろと要求が出ています。
パキスタンのテロの影響もあるでしょうね。
グルジア問題が出てきた時これで原油反発しなかったらもう終わりだなって思ってましたが
なんとか120ドルまで戻してきましたね。はやく落ち着いて欲しいものです。

 2年債 2.30%
10年債 3.83%

総合して考えますとこのドル安は騙しくさいです。
でもストレートで見るとオージーやユーロは下げ止まったっぽいです。
難しいですね。
株の上げはイカサマな感じですが債券は結構忠実なんですよね。
これ以上ドル売りポジを増やすのはやめておこうと思います。
ドル円は108.60超えたらロングのほうが分がありそうですし。
今からロングはもちろんしませんけどw。

ジャクソンホールで行われる年次会合、中期目線を考えるならここがポイントです。
中央銀行関係者、金融機関エコノミスト、学者。
これらが集まるわけですが学者さんは総じて今回の危機に悲観的な見方です。
中央銀行もECB対FRBで姿勢が分かれていますからこれも見ものです。
エコノミストは金融機関関係者ですからほっときましょう(笑)。

FF金利先物はどんどん利上げが後退しています。