2008年8月16日土曜日

今週の不動産関連

またまた商業系やリゾート開発などちょこちょこと(といっても負債額何十億ですが)。
しかしなんといってもアーバンでしょう。
去年から資金繰りが怪しい、貸してこれるとこは無いとは聞いていましたので
倒産に関してはびっくりはしないですが内容をきいてびびりましたね。
発表では
「本件スワップ契約によれば、当社は、同年7 月11日に、BNP パリバに300 億円を支払うものとされております。一方、BNP パリバは、当社に対し、同年6 月27 日以降、所定の方法で計算された当社の出来高加重平均株価の90%に所定の方法で計算された株数を乗じた金額を各営業日に支払うものとし、さらに、最終支払として、当社に対し、平成22 年7 月11 日に、当社が当初支払った300 億円から、本新株予約権付社債の行使価格344 円に所定の方法で計算された株数を乗じた額を減じた額を支払うものとされております。」
と、なっています。
CBの発行額が300億でしたから借りた全額パリバに渡ってた事になります。
ここら辺のことは全然詳しくありませんけど運良く実家にいますのでパパに聞きました。
事業の業績と関係なく株価に連動したスワップ契約もあるということです。
たぶんパリバはCB発行の発表で株価が上げたところすぐに株式に変えて
徐々に売っていって出来高を上げさらに株価を上げてまた売って
という感じで利益をあげたと思うと言ってました。
チャート見たところまさしくそんな感じです。ちょっと親父を見直しました。
たぶんパリバがスワップ契約を条件にCBを引き受けたのではないかとのこと。
アーバン側はお金を借りて最後の一勝負に出たわけですね。
何度も言いますが借金して博打やって大儲けしたという話は聞いたこと無いです。
そしてこのこと自体になんら問題はないそうです。
しかし発表で株価が上げたところに問題があると。
CB発行は借入金の返済に充てるためだと発表していたんです。
スワップ契約は隠していたんですね。
100%金商法というのに引っかかるそうで間違いなく投資家とか銀行から訴えられると言ってました。

僕の知る限りでもまだまだCBを100億単位で発行しているところはあります。
これからもマンションデベロッパーや商業系不動産は飛びまくるでしょう。
ビルの空室や貸店舗の空家率はどんどん増えていくと思います。
土地やビル自体に投資するのは問題ないでしょう。
すでにお得なものもあると思います。
しかし今不動産会社に投資するのはいかがなものかと。自分で言うのもなんですが。

トレード日誌

この展開は読めます。
あいつらは僕のポン円211.50Sを狙っているのです。
そう毎度毎度持ってかれるのも癪に障りますから名残惜しいですが手放しました。
ドル円S、ドルスイSと相殺。
枚数が同じだからこういうこともできますね。
ポン円がなかったら結構悲惨でした。
引けに起きて再度キウイ円とユロ円をショート。同時にドル円ロング。
8月はなんだかんだでいまだプラマイ0くらいです。弱ったwww。
GWもスルーされお盆もスルーされ日本人泣かせもいいとこ。
敬老の日か?投資銀行の決算前くらいじゃないのか?
QWもその週だな。よーし、がんばるぞ。

アメリカ

止まりません。またもトリプル高。
アナリストの見解が面白いです。
原油は景気減速感が強まり需要後退から値を下げだしたという話でしたが、
今度は原油が下げているから景気が回復していく、ときました。
株は上げたといってもたいしたことないですね。死んだままです。
モノラインの格付け見直し終了。ソロスのリーマン株保有。
小売関連決算予想より良い。
こんな感じだと思いますがリーマンの株は下げてます。
予想は当たらなくていいですが背景分析くらいはアナリストなんだからできたほうがいいと思います。
GSは決算見通しが悪いということから下げ。
メリルはARS買取りが100億ドルでは足らないとまた提訴される模様。下げてます。
債券もかなり買われましたね。
これはなんでしょう。
CDXは横ばいでしたから質への逃避があったということでしょうか。
投資家の6割は大型破綻があると思ってるわけだし。
それか償還にかかる需要でしょうか。
2日連続でドル円と逆の動きをしています。なかなか見られるものではないですよ。
そのうちどっちかに修正が入るはずです。

 2年債 2.83%
10年債 3.83%

10年債は3.8~4.2のレンジ下限に差し掛かってきました。
昨日の連銀総裁の講演を読む限りアトランタは据え置き、シカゴは利下げという印象です。