2009年8月21日金曜日

そして

23:05
バーナンキ登場から遅れること5分。
カーニー総裁が登場します。
さっきからなんでこんなことを書いているかというと
ただ単にこれからの季節はカナダドルが強いってことだけ。
ここ先ほんの少しでも労働市場に活路が見えたように錯覚してくれるとして、
アメリカの景気回復は本物、
なんてことになったらもちろん一番最初に金が流れるのはカナダです

原油

8月21日(ブルームバーグ)
:来週のニューヨーク原油先物相場は、下落すると予想される。米新規失業保険申請件数が増加したことで景気回復の遅れが示唆されたとの見方が広がった。
ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査では、回答者38人中21人(55%)が、来週の原油先物相場が下落すると予想。8人(21%)が上昇を予想し、ほぼ変わらずと回答したのは9人だった。先週の調査では50%が下落を見込んでいた。

8月15日終了週の米新規失業保険申請件数は57万6000件と、前週の56万1000件(改定)から増加した。

オールタベスト・ワールドワイド・トレーディングの共同創業者マイク・アームブラスター氏は電話インタビューで、「今後数カ月間に景気が回復しない、もしくは悪化するような兆しが出てくれば、原油価格は大幅な下降局面を迎える」と予想。新規失業保険申請件数の増加で景気の悪化傾向が裏付けられたとし、原油価格は軟化する可能性があると指摘した。

米エネルギー省が19日発表した先週の原油在庫は840万バレル減少した。減少幅としては2008年5月23日終了週以来最大。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場9月限は、今週これまでに5.03ドル(7.5%)上昇し、20日の終値は1バレル=72.54ドル。年初来の上昇率は63%。9月限は20日に納会を迎えた。
04年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの値動きを示した割合は、47%となっている。
ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを問う調査を実施している



下落予想が半分よりちょい上で当たる確立が半分よりちょい下。
参考になります。

商品

資源国通貨買いってのはヘッジなんです。
別に原油が上がるからカナダ経済が好調になるわけではありません。
商品インフレに対するヘッジ。

住宅ローン

ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT853502920090820

シェアが低下したのは改善されたわけではなく、
その他の州でも増えているからでしょうね。
都市部がやばいです。
延滞が増えて競売が増えないのは在庫が積みあがってる証拠。
都市部のものがガンガン競売に出だすと一時的に中古価格があがるかもしれませんが
最終的には値崩れを起こし、それはパーセンテージ的なものでも価格が大きいので。
ローンが払えない人が増えているのにプライム層の物件買える人はそういませんから。

まちまち

 2年債 0.98%
10年債 3.43%

[ニューヨーク 20日 ロイター] 米財務省は20日、来週、総額1090億ドルの2・5・7年債入札を実施すると発表した。発行総額は市場予想の下限となった。
内訳は、25日が2年債420億ドル、26日が5年債390億ドル、27日が7年債280億ドル。発行額は揃って前月実施分から据え置かれた。
一部アナリストの間では、3つの銘柄の一部、あるいはすべてについて発行額が10億―20億ドル引き上げられると予想されていた。
発行日はすべて31日。
償還日は2年債が2011年8月31日、5年債が2014年8月31日、7年債が2016年8月31日。


史上最高じゃないです(笑)。
今日も株は上げましたが債権は横ばいです。
警戒感は半端じゃありません。
インフレかデフレか、利上げか低金利維持か。
葛藤が見えます。
株のほうは指標はまちまち、決算は悪い内容だったにもかかわらず上げていますので
いいニュースに反応しやすくいなっているのではないでしょうか。
ただ、雇用関係は悪いままなので上値は追いづらい状況。
何かひとつでもこの部門で出てくる必要があるかと思います。