2009年3月19日木曜日

さわやかになるひととき

 【上海=河崎真澄】19日付の中国紙、第一財経日報などによると、中国商務省は18日、米清涼飲料大手コカ・コーラによる果汁飲料最大手、中国匯源果汁集団の買収計画が「反壟断法(独占禁止法)」違反にあたるとして、買収を認めない判断を関係者に通知した。昨年8月に同法が施行されてから、M&A(企業の合併・買収)の承認が拒否されたのは初めて。果汁市場の寡占を懸念している。一方、中国ブランドが外資の手に落ちることへの拒否反応が、消費者の間に高まっていることも背景にありそうだ。

 
連敗中です。かかった費用は無駄金となりました。
中国はどちらかというと企業よりも資源を集めています。
あきらかに勝ち組。
余裕の外資反対姿勢。
合弁じゃないとダメよん。

国債買取り

お金を張っている以上素人だというのは言い訳になりません。
張っているという言い方がギャンブルですけど考えなくては始まりません。
そして市場を動かすのは大衆だと信じています。
大口のファンドなんかが動かしているのであれば金融工学の負けはなかったはず。
ファンドは短期の流れに乗せてやっているだけです。
ので一応素人の僕が国債買取についての考察。
インフレのリスクを背負ってまでやるのはいいけどうまくいくんでしょうか。
国債を買い取ることの理由は市場金利を抑えることだと思います。
問題になるであろうARMの暴走を食い止めたいのではないでしょうか。
ローンをローンのまま取り扱っていればよかったのですが証券化してしまったため
ローンがデフォルトしなくても証券価格が下がればバランスシートが悪化します。
市場金利が上昇すればローン担保証券の価格は下がるでしょう。
市場金利の推移とMBS、ABSなどの指数を比べれば分かります。
そこへ国債利回りを当てはめるとどうなるでしょう。
単純に金利動向だけでデリバティブの価格が変わるわけではありません。
雇用状況が悪化するだけでも貸し倒れ率は上がります。
FF金利を下げても市場金利は下がらなかったように国債利回りを維持しても
連動する金利以外は変わらないかもしれません。
新たな消費を狙っての金利低下が目的ではなくデリバティブを守るための金利維持だと思います。
借り換えを促しても銀行は応じません。
極端な話クレジットカードの金利が今すぐ0%になったところで
返せない人は返せないんです。
量的緩和をやったところでどうなるものでもないような気がします。
結論。
市場金利は安定しないと思うし安定したとしても貸し倒れ率は下がらない。
デリバティブも死亡。

よし、適当に書いたところでいろんなとこを見てきます。

や・ら・れ・た

FOMC声明文
MBSの買取拡大は予想できていましたが国債買取は予想できませんでした。
実に40年ぶり。
ユーロドルが...。
涙で枕が濡れています。
うそです。知ったのは起きてからですから。
オージードルが目標に届くことを願いましょう。

 2年債 0.81%
10年債 2.53%

いくら買ってくれるからって10年債やりすぎだろwww。
だから一気にやると巻き戻されるって。
過去の値動きからするとこのパターンはドル安が緩やかになりドル円のみの下落を経て
円安ドル安のステージ突入ですが。
プライマリーディーラー廃止の話が持ち上がっています。
金融市場崩壊は進んでいるようで。
個人で米国債がショートできるものなら全投資用資金の70%払ってもいいです。

よくやった

[ワシントン 18日 ロイター]
 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループのエドワード・リディ最高経営責任者(CEO)は幹部らに支給した賞与の返還を求める考えがないことを明らかにした。
AIGは政府から大規模な資金援助を受けているにもかかわらず高額の賞与を支給したことで、ホワイトハウスや議会から厳しい批判を受けている。
しかし、ロイターが入手した議会公聴会での証言原稿で同CEOは「ビジネスはビジネスとして続けていく必要がある。顧客や収入、従業員をめぐる競争のための冷たい現実を考慮しなければならない」と述べた。
「こうした事情に加え法的な義務もあるため、AIGは一連の賞与支給を行った。このうちの一部については、わたし自身も不快に感じている」と付け加えた。


ここで払うものだけ払って追い出したらたいしたもの。
そして2度と戻ってこさせるな。
そして役員は全部政府関係者にしよう。
当然ボーナスなし。給料は最低賃金。
誰も文句は言わないだろう。