建設業者もいろいろ逝ってますが不動産ででかいとこ。
開成 40億円
都市デザインシステム 264億円
セボン 785億円
結構来てます。
全ての業種を合わせると日本全体で今年すでに負債総額が5兆円くらいになってます。
そりゃ銀行も貸し渋ったり剥したりくるわけです。こっちも連鎖です。
まぁ「いらないところ」は淘汰されるべきですな。
今週は大手銀4社が一斉に住宅ローン金利引下げ。
これで2ヶ月連続となりました。日本のほうはきちんと国債に連動していますね。
日本がバブル崩壊後住宅市場が復活できたのは主に
・団塊の世代の引退による建て替えなど
・製造業好調による本社移転や支店増加に絡む人口移動など
特に2つ目は愛知県では顕著でかなりの企業が入ってきています。
トヨタも本社新築しましたしTOTOなんかも来ましたね。
プチバブルとなったのはそこにファンドが目を付けて余分なお金が入ってきたからです。
だからまずファンドを組みやすいマンションがらみの企業から潰れていくわけです。
潰れていっている建設業者もファンド向けに開発をやっているところが多いです。
ファンドがお金を出してくれるうちは売れなくてもどんどん建てる事ができます。
どれだけ好景気となろうとも需要が伴うものならその後は不景気ではなく景気減速で収まるはず。
1件売れたからといって10件建てれば売れない分が不景気を生むわけです。
アメリカはベビーブーマーも貯金はありませんし、製造業も期待できるほどのものはありません。
本業のほうでもアメリカがどのように住宅不況を脱出するかは大変興味があります。
3 件のコメント:
とてもわかりやすいです。
新聞なんかでは何のことやらわからないですからね。
これから先の出来事や価格を予想するのはとても難しいことですが、起こった事や現在の価格についての背景や原因を多少なりとも知っておくことで予想の手助けになるはずだと思っています。そういう点でもテクニカルとファンダは似た部分がありますね。
不動産不況の背景にファンドが絡んでいるのは明白なのに「銀行が機能していないからファンドを使え」と言い始めた政府。何のことやらわかりません(笑)。
日本は政府が経済理論に不慣れですねw。
そんなとんちんかんなことは私のような素人でも矛盾していると分かります。
銀行が機能していないなら、まずは銀行を機能するように改善しましょうよ。
とはいえ、役人の指導が銀行の健全な機能を奪っているのですが。政府解体でおkですよね?
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