2008年11月28日金曜日

金融危機は去った

って思える日は果たして来るのだろうか。
ともあれ当面の資金繰りは何とかなるかと。
最近話題の(自分で最近書いてるだけだけどw)
FDICが打ち出した暫定流動性保証制度(TLGP)。
年末から来年にかけてかなりの額の社債が借り換えや償還を迎えることを楽しみにしてたんだけど
手を打たれてしまった。これは暫定というだけあって来年の6月末まで。
しかし政府保証で利回りが国債よりいいとなれば売れるのは当たり前。
米3年債1.37%に対して
GS 3.36%
モルスタ 3.26%
JPモルガン 3.14%
それはもう買いが殺到したらしい。
シティやバンカメも来週には発行を計画している模様。
現在のCDXは233。
まだまだ高い異常値だけど280からの急降下です。
しかもこれ、米ドルだけじゃなくてユーロやポンド建てでもオッケーとのこと。
国債離れに加えて財政懸念で来月以降は米国債の利回りは上昇するのではないでしょうか。
ドル円上昇予想のファンダ側面からの理由でつ。
敵はここのとこ急速に景気が後退してきた日本の企業のレパトリ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

利回りが高いと…貰ったお金が直ぐに無くなっちゃいますね。得たお金で思いっきり増やして、プールを増やしたり、借金を減ら…せるのかな?

利回り上昇はリスク以外の何モノでもねーぜ! ひゃっはー!

よっくん さんのコメント...

米債利回りとドル円の相関関係が崩れる日がやってくると確信しています。国債が買われている以上デフォルトどころかドル暴落もまずないですよね。金融危機が結局ただの住宅不況だったということになってしまいます。