[ニューヨーク 20日 ロイター]
米銀バンク・オブ・アメリカが20日発表した2009年第1・四半期決算は、メリルリンチ買収などを背景に利益が前年同期から2倍以上増加し市場予想を上回ったものの、ローン損失が拡大した。
普通株主に対する純利益は28億1000万ドル(1株当たり0.44ドル)と、前年同期の10億2000万ドル(同0.23ドル)から増加した。
純収入は2倍以上増加し357億6000万ドル。
優先株配当支払い前の利益は3倍超増加し42億5000万ドル。前年同期は12億1000万ドルだった。
中国建設銀行(601939.SS: 株価, 企業情報, レポート)の株式売却に伴う19億ドルの利益や、クレジットスプレッド拡大に絡む22億ドルの利益など一時項目が寄与した。
第1・四半期のクレジット損失の引当金は133億8000万ドル。前四半期は85億4000万ドルだった。
景気低迷に伴いクレジットの質が悪化する中、純貸倒損失は69億4000万ドルと、前年同期の27億2000万ドルから拡大した。
不良資産も3倍以上増加し257億4000万ドル。
クレジットカード部門の損失は17億7000万ドルだった。
バンカメの株価は寄り付き前一時7.7%下落し、9.83ドルとなった。
損失の出し方も利益の出し方もよそと同じですね。
あー、そういえばアメリカは社会主義になったんでした。
2 件のコメント:
これはあれですね。
手持ちの資金であれこれポジションを建てる⇒当然評価損益がそれぞれ出る⇒政府から資金追加⇒益が出たポジションを手仕舞いして利益に反映⇒その利益と政府資金をもとに引き当て金の形で損失を埋め合わせ
がこうなったわけですね。で、損失が拡大したのはなぜ???
というのが、株屋は予想できていないのかというのが問題。相変わらずですなぁ。
分かっていたじゃねーか、アホみたいに含み損を抱えていることくらい。
追証さえ入らなければよいという考えですね。すばらしいです。
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