2009年5月13日水曜日

ついに耄碌

もうろくなんて変換押さなきゃこんな漢字だったなんて一生知らなかったと思いますが。

5月12日(ブルームバーグ):グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は12日、米住宅市場は回復に向かう寸前にある可能性があり、金融市場の改善の持続が「極めて容易に見て取れる」と語った。
グリーンスパン氏はワシントンで開かれた全米不動産業者協会(NAR)の会議で講演し、住宅産業の「底打ちの種がようやく見られ始めている」と指摘し、米国は売れ残り在庫物件の「大規模な整理の終わりにあり」、価格の安定化につながる可能性があるとも見方を示した。
ここ数週間の住宅販売統計は減少ペースの鈍化を示しており、S&P/ケース・シラー指数などの指標では不動産価格の落ち込みは和らいでいる。
グリーンスパン氏は2007年にリセッション(景気後退)リスクに関して最初に警告した著名エコノミストの1人。同氏はまた、「企業が相次ぎ資本を調達しており、調達額は予定額をはるかに上回っている」と指摘した。
今年初め以降の米企業による社債発行は記録的ペースで、ソフトウエア最大手マイクロソフトは37億5000万ドルの起債を実施している。


在庫調整の終了と市場の回復は全く違うわけで。
在庫調整が終われば最低限必要なものは生産しなければいけないけど
すでに行き渡っているものの場合上向くことは当面ないわけで。
企業が資金を調達しているのはお金がないからなわけで。
調達できないよりはマシかもしれないけど
株式が増資で希釈化されるのが嫌気されるように
現金だって希釈化しているんだからね。
本音でしゃべってよ。

2 件のコメント:

ちばはむ さんのコメント...

在庫の調整終了=市場の回復か、その繋ぎの部分がシームレスに進行するように受け取られていますからね。無茶苦茶な論理です。

よっくん さんのコメント...

まともな経営者なら今の状況だと在庫がなくなったら保管場所と共に人員も削減しますよね。景気回復とは程遠いです。