2009年6月13日土曜日

投機への規制強化

FRBのほうは円をだんだんと軽視する傾向にあるので僕はこっちを見ています。金融システムが崩壊していき各国が投機への規制を強化していく中で重要度は高まっていくと思います。実効為替レートや日経通貨インデックスもたまに見てみるといいかもしれないですよ。これを古いと考えることが古い考えだと思います。投機が減ればリアルマネーの動きが重要になってきますから。




このrayのコメントで思ったんですけど米政府は本当にファンドなどへの規制を強化できるのでしょうか。
現在消費が底抜けせず社債が売れて企業がかろうじて生き残っている状況は
政府がジャブジャブに刷った投機マネーがあるからです。
原油価格の上昇や荒い値動き程度で家計が圧迫するよりも投機マネーをなくしてしまうほうが
景気はより悪化するのではないでしょうか。
もちろん先物というのは本来生活や経営に対するヘッジとして行うもので
投機がいいことだとは思いません。
しかしながらアメリカがここまで成長してきたのはこれがあったからです。
ここでなくしてしまうとアメリカはもうダメになります。
ドルも行き場をなくしてもうジンバブエです。
オバマ一押しの環境ビジネスもストップするでしょう。
体裁を見繕って抜け道を用意する程度で終わってしまうのではないかと思いました。

3 件のコメント:

やまはくん さんのコメント...

実効為替レート、たしかにいい見方ですね。基本に立ち返るのはお勉強の王道ですから。

ちばはむ さんのコメント...

こういう状況を予測するのは大変難しいことを理解しました。
でも、現在の対処をした場合には、ジンバブエ化リスクがあることは既に指摘されていましたからね。一連のクラッシュはいの一番に指摘されたとおりになっております。ジンバブエ化も当たりそうな雰囲気です。

よっくん さんのコメント...

やまはくんさん
底を知るというか実際の力はやはりそこに宿っているのかなと思います。勉強というよりもいろいろ見ていると楽しいですからね。いい趣味に出会ったと思っています(笑)。

千葉ハムさん
最近よく目にするのが「出口戦略」という言葉です。結局後先考えずにやっているということですねw。