2009年9月28日月曜日

イギリス

ジャブジャブ垂れ流していた首相が財政懸念からバッシングに会って
政局にまで発展しそうになり結果やめる方向へ。
結局ポンド安誘導しか選択肢がなくなってしまった。
先進国での生活で不自由している人はあまりいなくて
内需を唱えたところでたかが知れている。
不況下でデフレ傾向にある中生活に必要なものがそろっている家庭では新たな購買意欲は生まれにくい。
結果外需頼みということになるのだけれども。
イギリスの主力はサービス業。観光とか金融とか。
ポンドが安くなったところでくたびれた町へ行きたくなるのかどうか。
自国の復活が終わる前に景気対策をやめるのはちと早いのでは?
確かに財政の問題は将来的に解決しないといけないけれど
一度はじめたものは中途半端でやめるのではなくとことんやるべきなんだと思う。
結果財政懸念からポンドが売られるのはしょうがない。
イギリスだけでなく世界的に消費が低迷している現在、
一次製品の値上がりは極端なものにはならないと思う。

資本主義では、格差が起こるのは必然。
バッシングを受けようが先送りだといわれようが景気が回復す売るまでは垂れ流したほうがいいと思う。
いずれこの問題は解決しないといけないのだけれども
市場主義だと言うなら金融機関も救済するべきではない。
だからと言って経済がストップすると垂れ流すまでもなく税収がストップ。
現在の仕組みでは景気が低迷したならばジャブジャブ景気対策を打ち出すしかない。
不景気が嫌なら借金をしてはいけない。
借金をしなければ持続的に物価を上昇させる必要もない。
物価が安定すればバブルは起こりにくく
好景気にならなければ不景気になることもない。
好景気はいいけど不景気は嫌だというのは無理な話。
借金で作った好景気ならば借金をやめると景気は後退する一方。
借金を目減りさせる目的で通貨を安くしたいのならその間の国内景気はあきらめるべきでしょう。

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