2009年11月25日水曜日

案外簡単

作曲ってのはある程度ルールがあります。
簡単なところで言うと通常ハ長調だったらハで始まってハで終わります。
そして作曲者ってのはある程度癖が出ます。
そのほかにそれを書いたのはその人がいくつのときか?
そのときの時代背景は?何のために書いたのか?
などを総合すると曲の途中で止められてもその次の音が何かある程度当てることは可能です。
鍵盤が88あってそれを10の指で弾くんだから無数の音があるように勘違いしますが
実際隣り合った2つの指で1オクターブ離れた音を弾くのは不可能です。
ペダルを使えば擬似的な音は出せますが所詮偽者です。
繋がっているだけで重なってはいません。

そして中身は驚くほど単純です。
ロックやポップスなどを聞くと分かりますがベース音は最初から最後までほぼ同じ。
たまにかっこつけたいベーシストが変わった事をしたがりますがそこはそう弾かなくても成り立ちます。
簡単なクラシックを例にしてみます。
かっこう
楽譜はこれ。





















分解するとこれ。





















4分の2拍子が4分の3拍子になっていますが同じです。
もっと言うならば最初のダカンのかっこう、
次のかっこうのソッミーだけを繰り返し弾いているだけで伴奏することが可能です。
もっともらしく弾いていても2音で表すことが出来ます。
だからどこで入ってもソかミなんです。
ミでなかったらソ。ソじゃなかったらミです。
その前の何小節かを聞けばそのソがどの音に変わるか作曲者のことを知っていれば分かります。

2 件のコメント:

やまはくん さんのコメント...

「その前の何小節かを聞けば」あたりは、移動平均線を思わせますね。「作曲者のことを知っていれば」は、ファンダメンタルでしょうか。

よっくん さんのコメント...

法則だけである程度の先読みは可能、値動きを決定付けるのは要因であるファンダメンタルズってとこでしょうか。千葉ハムさんはテクニカルに否定的ですがリズムが体に染み込んでいるので視覚的に表示していないだけだと思います。