11月9日(ブルームバーグ):
米ゴールドマン・サックス・グループは、オハイオ州の不動産会社が保有するショッピングセンターを裏付けとした証券4億ドル(約360億円)相当を引き受ける。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。米金融当局の商業用不動産市場下支え策を活用する初のケースとなる。
関係者が匿名を条件に述べたところによると、証券はディベロッパーズ・ダイバーシファイド・リアルティ(オハイオ州ビーチウッド)が保有する28物件を裏付けとしている。ゴールドマンは1カ月前に、ディベロッパーズ・ダイバーシファイドに不動産関連債務返済などの資金を貸し付けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)は6月に、ターム物資産担保証券ローン制度(TALF)の対象に新規発行の商業用不動産ローン担保証券(CMBS)を加えた。融資を促進し借り換えが困難になった不動産業者を支援する措置だが、ブルームバーグのデータによれば、CMBSの新規発行は2008年6月以来途絶えている。
シカゴの投資管理会社PPMアメリカのシニア・マネジングディレクター、ケント・ボーン氏は「実際に新規発行があれば市場心理にプラスだろう」と話している。ただ、「ほんの2年前まで市場を支えていたような案件はもう戻ってこない」と付け加えた。
海老で鯛を釣るんですね。わかります。
関係ないけどブラックタイガーってネーミングは他にもっとしっくりくる生物がいたんじゃないかって思う。
早い者勝ちなんだろうか。
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