2009年12月15日火曜日

依存症

[ベルリン 13日 ロイター] ロイターが入手したドイツの2010年度予算の政府草案によると、来年の新規借入純所要額は2倍以上となり、足取りが鈍い景気回復を支えるため、公共支出も増える見通し。
政府筋によると、政府の2010年経済成長率見通しは1.2%。2011年は1.5─2.0%の見込み。
この予算草案は16日に閣議決定される見通しだが、第2次大戦以来最悪の景気後退(リセッション)からの脱却を目指すため、歳出削減は盛り込まれていない。
ある政府当局者は「節約型予算案を提出することは目的ではなかった」と述べた。
歳出は今年度比7.3%増の3254億ユーロ(約4833億ドル)となる。雇用・社会保障関連支出は1468億ユーロで14.8%増。
新規借入純所要額は倍増以上の過去最大の858億ユーロの見込み。2009年の新規借入純所要額は当初予測の491億ユーロを下回る375億ユーロになる見通し。
ショイブレ財務相(訂正)は、財政健全化については2011年度から開始する方針を示している。



14.8%増やして1.2%成長。

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