2010年2月17日水曜日

どっちがバカげているのか

 2月16日(ブルームバーグ):
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は、ギリシャが国際通貨基金(IMF)からの財政支援を目指すと示唆することは「ばかげている」と述べた。
ユンケル議長は16日、欧州連合(EU)財務相会合を前にブリュッセルで記者団に、「IMFがギリシャの予算編成を行うことはない。われわれが話しているのは技術的な支援だ」と説明。「ギリシャがIMFに支援的役割を求める根拠があるとは思えない」と述べた。
同議長はまた、「IMFは技術的な面の専門家をギリシャに派遣することが可能だ。欧州委員会には、そうした業務に適切に対応する人材が不足しているからだ。しかし、それはIMFが財政問題の出口戦略を描くといったことではない」と語った。



ユンケルさんはまともだと思っていたのですけど。
適切な人材が不足しているということは民間にも金融強いひとが不足しているっていうようなもので
銀行のスイス、金融のシティを要する欧州のはずなのに。
人材不足なのに自己勘定取引を規制するつもりがないってのはどういうことなんでしょ?

2 件のコメント:

ちばはむ さんのコメント...

このギリシャの一件を見て、まともな人ならユーロを買う気は到底失せたはずです。ろくな人材がいませんね。

ここは一つ私に任せてもらえれば…w。

よっくん さんのコメント...

この流れはもうかなり以前からそうですよね。ドル高だと欧州懸念が出てきますがドル安になるとまた眠ります。