2008年8月8日金曜日

数字に表れてきた

小売業
消費者信用残高
値下げして、クーポンもらって、金借りて、それでも商品は売れません。
日本は少し大丈夫。
住宅ローン金利が下がって潜在的なお客様が少し増えた感じがします。
アメリカはだめでしょう。借り換えが増えているのは最初だけです。
優遇措置が受けられる人は飛びつきますが一段落したらそれ以上は増えないでしょう。
販売もそう。価格が安くなったからって買えないのです。
最初は伸びますよ、安ければ。
でも大半の人は貯金なんて無いのです。今のアメリカで誰が頭金2割も払えますか?
生活でさえ借金しないとやっていけないというのに。

こんな感じで小売株は2%ほど金融株は4%ほど売られています。
為替はトリシェ発言を受けてユーロ側の通貨は売られましたね。
ドルは円に対しては売られています。原油も少し反発しましたか。
見ていると今年の原油は120ドルくらいなら許せそうな感じです。
ユーロはどうなんでしょう。別に真新しいことを言ってないしスタイルが変わった印象も無いです。
ポーカーフェイスですからね。賃金インフレは怖いですよ。まだ利上げしないといけないでしょう。

債券は大きく買われています。
材料的には失業保険、株安、商品反発のヘッジ、30年債入札と盛りだくさんです。
昨日以上に入札は大繁盛。アメリカには10年じゃ足りないと言うことでしょうか。
 
 2年債 2.43%
10年債 3.92%

3ヶ月物のTビルは1.66%、FF金利先物よりこっちのほうが現実的です。
10年債の利回りは3週間ぶりくらい。
以前のこの数字の時ドル円は105円台。全然違いますね。よし、覚えた。
昨日よりドル円が下げてユロドルも下げたと言うことは
やはりユーロは逃避先にはならないということです。
ちなみにアナリストはユーロは1.50に向かうだのオージーのパリティを見れる日はこないだの
言いたい放題です。前は1.6じゃないとおかしいと言っていました。
トレーダーなら日々の修正は大事ですがアナリストならもっと大局的に判断して欲しいものです。
全くのFX初心者でも1ヶ月もやればアナリストの言うことは聞き流せばよいということに気づくでしょう。

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