米国の住宅問題のまとめ。
サブプライムローン問題は峠を超えました。一つ目は。
次にきているのはAlt-a、プライム、商業用不動産。
僕が投資を始めたのが2005年ですのでそれ以降の話しになりますが
サブプラが話題になったのが2006年。住宅価格の下落はそこから始まりました。
次に話題になったのが2007年の春頃。住宅ローン延滞率が増加し始めました。
このころから金利アップのピークが始まりましたからね。
そして破裂する2007年夏まではサブプライムなんていうのは一部の人のものだけだから
市場に大した影響は無いと言われていました。
大した影響が無いというのは市場予想。そして見事に外れています。
一部の人のものというのは事実。そう一部の人のものなんです。
多くの人はオルトAやプライム。
サブプラで起こったホームエクイティローンをカットされて始まったクレカ問題などが
もっと大きな規模で始まるのではないかと思います。
今起きている人員削減などはサブプラ層以外の人が多いですから。
すでに比較的生活水準が高い人向けといわれるアメックスでも延滞率が増加しています。
そしてクレカは無担保。
ホームエクイティローンは第2抵当となりますが実質無担保。
銀行は評価損ではなく実質損となるわけです。
このようにしてオルトA層の人がまたサブプラ層になっていき
サブプラの二つ目の峠を上り始めていくと思います。終わりが見えない・・・。
3 件のコメント:
損を出す方の見通しは大方とは逆に思っていたほうがいいですね。都合のいい予測しか出しません。気持ちは分かりますけど、その辺はドライな人種なのかな…なんて思ってました(笑)。
高額住宅の価格下落は20~30%がチラホラだそうです。
高額だけに相当痛いはず。しばらく続くとドーンと逝きそうです。頃合は年末。たぶん、その間に止まりません。
住宅系はきついですね。なんでいつもこうなるんだろ?
うーむ、文字通りの負債の連鎖ですな。
レバレッジをかけてあるからたまりません。
ここは無理せずじっくりと参ります。
なんでいつもこうなるかというと住宅に関わる人はがめつい人が多いからではないでしょうか。衣食住は必要なものですがその中でも住宅は飛びぬけて高額です。よからぬ考えを持った人間が常に集まってきてそういう連中が市場をメチャクチャにしていくんですね。広大な土地を区画整理して販売するっていうのは一種のレバレッジ。マンションなんかもレバレッジですね。商品市場でも在庫=レバレッジと考えることができます。レバレッジを掛けたものをさらに証券化してレバレッジを掛けるわけですからもうほとんどギャンブルです。利ざやは少ないかもしれませんが受注清算に勝るものはありません。住宅市場がいつもこうなるのは全て「レバレッジ」が原因なのではないでしょうか。住宅市場の場合始めに仕入れるときもまず銀行などの融資を頼りますのでそもそもレバの塊なんです。
文章レバだらけwww。
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