ガス・電気会社は支払いが滞納している顧客から代金を集める事により積極的になってきている。経済の苦悩により一般世帯は支払いが遅れ、ガス・電気サービスの停止へと導かれている。
ガス・電気会社は自社の株価が急落し、収益の伸びが低迷している時に、帳簿に圧力をかけている顧客口座をきれいにする圧力がかかっている。
その間、ガス・電力なしに置かれた家族の数が増えている、経済的痛みが深まるにつれこれはさらに増え、消費者保護団体と監督機関を心配させ始める。
ペンシルバニア州のPPL Corpは今年最初の3四半期でサービス停止は前年比78%増加した。州全体の電気停止は20%増加。PPLのスポークスマンGeorge Lewis氏は、過去にガス・電気会社はいくらか手ぬるかったが今年に入りその傾向をひっくり返し、人々からサービスを停止することでそれ以上の借金に深入りすることを防ぐことに決意した。その会社の一般家庭口座の内およそ3%が支払い滞納からサービスを停止された。
テネシー州、メンフィスでは市が所有するガス・電気・水道会社は今年の最初の8ヶ月で昨年と比べサービス停止が38%増えた。
明るい話では、ガス・電気会社は、低所得家族エネルギー援助プログラムを通じて来年により多くの資金を貧乏な家族に分配できるだろう。議会はそのプログラムの資金を現在の財政年度から78%増やし$5.1Blnにした。多くのガス・電気会社は、資格基準が拡大されたため人々に申請するよう呼びかけている。所得の高い家族にも許可されてきている。
州の監督機関は、電力の停止は景気チェーンを上ってきていると指摘する。『私たちは今までこの状況に見られなかった中堅層の家族に上に向いてきている。』New Jersey Board of Public Utilities(NJ州公益事業部役員会)のEric Hartsfield氏は言う。
NJ州の最大電力会社Public Service Enterprise Group Incは、回収不能天然ガス口座が前年比で10%増加し、電気口座はそれより若干少なめ。
支払い滞納率の上昇は全米で起きている。NYでは電力会社に60日以上支払いが遅れている口座は22%上昇し、ミシガン州では電気サービスの停止が前年比39%上昇した。
2 件のコメント:
なんで、電気とガスと水道がこんなに止められるんですか? 日本のバブル後もここまで酷くはなかったと思いますけど。
貯金の有無は大きいでしょうね。アメリカ人は全員といっていいほど借金していますから。返済とか支払いに対しての意識も違うでしょう。差し押さえの先送りが招いた結果ともいえます。もう見てられません...。
コメントを投稿