2008年12月14日日曜日

米国債の話

なーんでこんなに買われているのか。
携帯しかないので終値くらいしか追えませんけど買われすぎです。
米国債にそれだけの価値があるなら経済情勢を考えれば妥当かもしれませんが
AIGがまだ100億損があるって言ってます。
自己申告でそれだけなら10倍は見ておきましょう。
政府の財政状況を考えるなら国債どうこうよりもドルが持てません。
価格を押し上げているのは米国内部の動きと思われます。
最近銀行がつぶれないのもそうでしょう。
現金を減らしたくないのでどんな小さな銀行でもいい、補償範囲内に預金を分散。
銀行にお金は集まります。それを超えた分がたぶん国債に入ってきてるんでしょう。
それは企業や金融機関が投資を恐れているわけではなくあくまで対面的な問題だと思います。
決算に向けてバランスシートをよく見せかけておきたい。
政府保証を受けたところはいろいろ規制が行われるので国債を持つしかない。
そんなところではないでしょうか。
正直言って長続きする動きでは無いと思います。
10年債なんてついこの前は4%だったんです。
急激に織り込みすぎ。
利下げだ、デフレだ騒いでいるのも今のうちです。
国債だって金融商品。金融危機に無傷でいられるはずがありませんから。
エクアドルは白旗振りましたよ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まったく同感です。
国債バブルと豊島さんだかも書いてましたが、そんなところでしょう。
潮目が変わったら一気に反転すると思われます。
その時期がなかなか問題ですが。