2009年2月1日日曜日

これですね

1月30日(ブルームバーグ):ホワイトハウスのギブズ報道官は30日、米下院が可決した景気刺激法案に盛り込まれている米国製鉄鋼製品の使用を義務付けた「バイアメリカン」条項をオバマ政権が見直す方針だと語った。この条項をめぐっては、米国の保護主義につながるとの懸念が貿易相手国の間に浮上している。

ギブズ報道官は定例会見で、オバマ政権は「この条項を見直すことになろう」と指摘。大統領の補佐官らは「政権内だけではなく、各新聞やさまざまな所から聞こえてくるあらゆる懸念を」理解していると述べた。

この問題は、オバマ大統領の初外遊となる2月19日のカナダ訪問に影を落とす可能性がある。米景気対策のためのインフラ整備計画に米国製鉄鋼の使用を義務付けた同条項を、カナダ当局者は批判している。ハーパー首相は29日、同条項について「深刻な問題であることは明らかだ」として、米当局に申し入れを行う考えを表明した。



なんかいつだったかの強調声明文発表した時
各国とも保護主義に走らないこと、みたいなのがあったんですよね。
もうひっちゃかめっちゃかなのです。
あっちをふさげばこっちが飛び出て。
FRBの国債買取にしてもそう。
国債の暴落を無理矢理止めてもインフレの危険を増大させるだけ。
すでに国債利回りと市場金利は連動していないのだから
国債利回り上昇を止めても市場金利は下がりません。
ただ単にサクラ雇って売れてるように見せるのとなんら変わらない。
薬なんてのは使ってる間に効かなくなります。
インフルエンザも毎年新型が出てきます。
病気にならないようにすることが大事なわけです。
治療してもどうしようもないものは取り除いたほうが
他の部分への影響は少ないのではないでしょうか。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

全部リセットしてやり直す必要があるのですがすごい痛みが出るのでできないのですね。絆創膏を貼って、痛み止めを飲んでおけば治るでしょうということで。

ロン・ポールの言うように、所得税を廃止して、海外の軍を全部撤退するぐらいのことをやらない限り、徐々に状況は悪化してゆくと思います。

よっくん さんのコメント...

痛みを伴わない自然治癒というのはものすごく難しいと思うのですけどねぇ。それこそ奇跡ですよ。向こうとしても何もしないわけにはいけないでしょうからこちらは高見の見物です。日本の景気もひどいものになってきましたが一種のサイクルとして割り切ります。こういうことは必ず起こるものと分かっていればあらかじめ備えておくことができるんです。言い方が酷かもしれませんが実生活でもリスク管理を行っていないほうが悪い。