2009年2月26日木曜日

GM

[26日 ロイター]
米自動車大手ゼネラル・モーターズが26日に発表した第4・四半期決算は、
調整後の1株損失が9.65ドルとなった。
1株損失は15.71ドル。売上高は308億ドルとなった。
ロイター・エスティメーツによる予想は1株損失が7.40ドル、
売上高が306億2673万ドルだった。
2008年の純損失は309億ドル。



(ブルームバーグ)
米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が破産申請すれば、銀行や会計事務所、法律事務所にとって思わぬ恩恵となりそうだ。アドバイス料金は総額12億ドル(約1160億円)とリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たん時を上回る見込みだ。
GMは昨年12月2日に、米政府からの借り入れ以外の債務620億ドルを約半分に圧縮する必要があると公表した。これができない場合はリーマン同様、破産法適用を求める可能性がある。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で破産法を教えるリン・ロプキ氏によれば、リーマンが支払った手数料の総額は9億600万ドルと概算される。
破産に関するデータベースを構築している同氏は「思わぬ恩恵は既に降り注ぎ始めた。これは破産法下の更正手続きの間を通して続く」とした上で、「GMの財務状況は非常に悪い。破産申請せずに債権者に譲歩を強制することはできないので、必要な債務圧縮を裁判所の外で達成するのは無理だろう」と語った。
GMはモルガン・スタンレーとブラックストーン・グループ、エバーコア・パートナーズなどからアドバイスを受けている。全米自動車労組(UAW)のアドバイザーはラザード。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

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