2009年3月3日火曜日

AIG

失敗したとはいえあの人たちはプロなんです。
プロができなかったものをオーナーが政府になったからって何が変わるんでしょう。
お金を刷る事くらいしかできません。
いっそのこと会社なんて潰したほうが、というより潰さなきゃダメでしょう。
金融システムはすでに崩壊しているので規模が大きいか小さいかの違いです。
それが無理ならAIGに事業なんて継続させずに
再保険とかCDSとか影響が大きいものだけ政府がカウンターパーティーになればいいのではないでしょうか。
本業を忘れるからこういうことになるのはどの業界も同じ。
保険は保険なんです。
もし今自分の入っている保険会社がつぶれたからって損失は過去の分だけで済みます。
過去の分といってもその間は保証されていたわけですから実質的には損失は0です。
運用する側は格付けに基づいてリスクの少ない投資先に限定していたかもしれませんが
そもそもサブプライム層なんてのは返済能力が低い人たちで何でその人たちがお金を借りた借用書が
AAAなんてものになるのか疑いを持たないほうがおかしい。
なんでもかんでも人のせいにするのはいくないです。

 2年債 0.87%
10年債 2.87%

買われちゃったよ、おい。
本格的な金融システムの崩壊はまだもう少し先にお預けです。

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