昔の家はもちろん木造ばかりでしたから高度成長期にはものすごく木材は需要がありました。
材木というのは木3倍と言って仕入れた丸太を商品に製材して最低3倍の値段で売ります。
1本の丸太からいろんな部位の材料が取れるためそのようなことが可能なのです。
ものすごく儲かる商売です。
しかし時代は変わり人口が増えると同時に建物は上に伸びます。
今でこそ木造でも4階建てまで可能になりましたが昔は2階まで。
それだけでも鉄骨やコンクリートに流れ需要は落ちます。
そして木材も安価な外国産になっていきます。
この時点で小売店へと変貌していきます。
材木屋は広い土地が無いとできません。
余った土地とジャブジャブのお金。
建売住宅にしたりマンションを建てたりするわけです。
材料には事欠きません。
で、ガメついおやじは手数料を取られるのがいやなので自分の所で全部やろうとします。
工務店から不動産屋まで別会社を作るわけです。
2 件のコメント:
な~るほど。たしかに材木は広い土地がないと置けないですからね。
うちの近くでも○○建材という会社が不動産から何からやってます。
そういえばうちの弟が東京の総合商社で働いているのですがそこはもともと建材の卸をやっていたところらしいと言う話を聞いたことがあります。どの業界でもそうですが小売店など中間業者は減ってきましたね。ユーザーへ直で行くようになり価格は安くなりますが新たな雇用を生み出すのは大変です。
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