楽譜ってのはただ読んでも曲は弾けないんですよ。
言い方に語弊がありますか。
音を出すことはできますがただ鳴ってるだけです。
作曲者の生い立ち、生まれた年代、性格などを勉強してどの時期にその曲を作ったか、
その時にどんなことを考えていたか、その前や後に作った曲はどんな曲か。
ひとつの楽譜があるだけではいい音は出せないわけです。
チャートもそう。
長期的にどうしてその価格になっているのか、その間何があったのか。
出来事を照らし合わせなければなんでその価格になっているか分かりません。
楽譜にもテクニカル的なことはあります。
ここで次に来るのはこの音、なんてのはだいたい分かります。
しかし同じ「C」でもさまざまな音があるわけです。
どんな「C」かが分かれば次に来る音もかなり絞れます。
一音一音の積み重ねで曲ができるわけです。
楽譜というのは絵です。時間は止まっています。
曲は時間が流れています。今出た音は一瞬で消えます。
さっきの「C」は今は存在しません。
チャートも絵です。
しかし価格は動いていてさっきの95.40は今は存在しません。
今また95.40でもさっきのものとは別ものです。
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