2009年8月22日土曜日

続・住宅

MBAのチーフエコノミスト Jay Brinkmanのコメント
•(住宅ローンの)問題は、プライムローンへと移行している.
•ローン延滞率は、2010年中旬がピーク
•差し押さえは、2010年終わり頃がピーク
ローンの延滞(債務不履行)、差し押さえの住宅ローンは580万件に上る.


サブプラが破綻したときも一時期中古販売が上向きかけたときもありました。
自然な流れだと思います。
アメリカに住んでいる人のブログをお見るとわかりますが
初回購入者は虎視眈々と競売物件とかを狙っています。
くどいかもしれませんが初回購入者でなおかつ頭金が用意できる人なんてそうそういません。
住宅ローンの延滞率は悪化していますのでひと段落したら価格、販売件数ともに悪化していくでしょう。
長期低金利への期待から初回購入者は新築も狙っていると思います。
そこらへんは商品価格と当局の量的緩和継続にかかっています。
バーナンキはリセッション終了を示唆しましたが
世界恐慌と日本のバブル崩壊の研究者であるあの人はすべてわかっているはず。
ここから行動と言動が伴わない期間が始まりますがどこまで市場をだませるでしょう。
市場をだます、という言い方はおかしいですね。
投資家をだます、です。
最近商業用不動産ばかりに話題が集まっていますがまだまだ個人ローンもあります。

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