米メディアは27日、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の小切手が盗まれ、犯罪組織に不正に使われていたことが分かったと報じた。同議長夫妻の名義の額面900ドル(約8万4千円)の小切手が第三者の口座に預金目的で持ち込まれた。警察や銀行への届け出が迅速だったため、大きな被害はなかったという。
報道によると、バーナンキ議長が被害に遭ったのは昨年8月。犯人は米ワシントンDCの飲食店で、議長夫人のアンナさんが持っていた小切手やクレジットカード、身分証明書などが入ったハンドバッグを盗んだ。犯人がかかわっていた個人情報の盗難組織はこれ以外にも詐欺行為を繰り返し、10以上の金融機関が合わせて210万ドル(約2億円)を超える損失を被っているという。(ニューヨーク=米州総局)(13:04)
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