2009年10月9日金曜日

すずめの涙

10月8日(ブルームバーグ):
オハイオ州に拠点を置く米不動産投資信託(REIT)、デベロッパーズ・ディバーシファイド・リアルティーは、米ゴールドマン・サックス・グループの子会社から4億ドル(約355億円)の融資を受けた。これは米商業用不動産ローン担保証券(CMBS)市場の復活に向けた第一歩となる可能性がある。
デベロッパーズ・ディバーシファイドの発表資料によれば、この期間5年のローンは28のショッピングセンターが担保となっており、これらを含む不動産に関連する債務返済に充てられる。
同発表資料によると、デベロッパーズ・ディバーシファイドとゴールドマンは、今回の融資をCMBS市場復活に向けた政府プログラムの対象に含めるよう米連邦準備制度理事会(FRB)に働き掛けている。FRBは6月に、新規発行のCMBSもターム物資産担保証券ローン制度(TALF)に含めるとしたが、それ以降これまでに完了したCMBS発行はない。
JPモルガン・チェースのデータによると、信用危機に伴いCMBSの需要が急減し、昨年の米CMBS発行額は122億ドルと、前年に記録した過去最大の2370億ドルから落ち込んだ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、2008年6月を最後にCMBSは発行されていない。



4億ドルですか。
CMBS市場はサブプライムの倍以上で3.4兆ドル。
そのうち2兆ドルの損失が見込まれている。

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