2008年10月5日日曜日

ユーロ

あまりにも欧州がはやってるのでここで一度書いてみます。

アメリカと違ってユーロの問題は無理ゲーではない。
恥も外聞も捨てて解体すればいいだけ。
現状のECBでは物価に重点を置くことしかできない。
通貨のコントロールのためレポとリバースを行うだけ。
信用不安から来る流動性低下は利下げではどうしょうもない。
システム上の問題。
だから各国にまかせたりアメリカ発なんだからそっちでなんとかしろ、
としか言いようが無い。
これはどこの国でも一緒だと思う。
日銀やFRBにしても政府からの要望で動くだけで中央銀行の役割は銀行救済じゃないから。
だからユーロが利上げしたのも納得できる。
アメリカの場合は少し違うと思う。
現在3月と同じような状況になってきている。
FRBがどれだけ流動性を供給しようと国債を発行しても銀行が抱え込んじゃう。
もうオペではなんともならないでしょ。吸収してても無駄。
すでに財務省から追加で国債もらってるくらいだからあんまり余裕もないのでは?

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ドイツがヒポだかの問題がもとで、預金の全額保護に踏み切りましたね。
国ごとの保護の競争、こいつはユーロのほころびになるような気がします。アメリカには無い種類の問題ですから。
もちろん総合的に見れば、アメリカの方が数倍問題が大きいと思いますが。
銀行停止もマジであり得ます。

よっくん さんのコメント...

商業用不動産は日本も悲惨ですからね。ただファンドを形成していたのが外資系が多かったこと、過去の経験から日本の大手は対応が早かったことなど日本の影響は他国に比べて少ないと思います。やばいのはそのファンドを買っていたところや中堅ゼネコンと密接な関係にある地銀ですね。しかし潰さずに大手が買収するでしょう。ユーロの場合マシなところでもマシじゃないところに金を貸していたためこんなことになってしまいますね。悲惨です。

よっくん さんのコメント...

ヒポが不動産貸付業者でやばいと言うことは知っていたのですがどれくらいの規模か知りませんでした。リーマンクラスだったのですね。怖いなぁ。G7ってたしか今週の金曜でしたよね。持つのかな