2008年10月16日木曜日

国債の話

なんで国債があまり買われなくなったかって言うと
FOMCでの利下げを織り込んでるってのと過剰供給が大きいでしょう。
しかし救済策(案の段階で)が出てから顕著です。
やっぱり財政懸念なんでしょう。
もう1個簡単な理由があります。
金融機関のCDSがあまり高くならないのがあるからです。
どういうことかっていうとGSEと同じ。
大げさに言うとバックがひとつなんです。
銀行は利回りを高く設定しないと社債が売れませんでした。
しかしいまや政府がバックにいます。
国債やGSE債より利回りが高く保証つきとなればそっち買うでしょ。
その証拠に今GSE債が売られてるらしいです。
何考えてるか知りませんがまたもや暗黙の了解ができているのではないでしょうか。
何度も言うけど住宅価格が下げ止まらない限り終わりは無いです。
国債やGSE債が買われないって事はこの先深刻ですよ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

にゃるほど~。
今日のダウは分水嶺。ダブルボトムっぽいになるか、安値更新で相場がおかしくなるか…の2択でっせ!

とりあえず、ドルLiborは2.0%を切っております。メリル、シティ、メロンは胡散臭さ大爆発の市場予想どおりでした(笑)。予想どおりってのはないだろ~。絶対に決算の数字を好いようにいじってます。

しかし、債券は一般の人にはあまり重要視(注目?)されないですね。プロ向けの指標?

よっくん さんのコメント...

決算内容をどうごまかそうが実情はひとつなので意味が無いことですね。ただ単に株価を下げないための予防線でしょ。株価が下がると預金流出にも繋がるので現在では非常に致命的です。規制が厳しくなりましたから。
債券はみんな見てないんでしょうか?ハクション大魔王並に数字が苦手な僕でも米株のセクター別インデックスと各国の債券だけは見ていますよ。でもどちらかというと個人トレーダーはデイトレ派及びテクニカルの人がほとんどだから見ていないかもしれませんね。テクニカルが無数の線を引くようにファンダも沢山数字やニュースを見なければいけません。どっちも楽ではないですね。