2009年1月24日土曜日

バイロン・ウィーン

ルービニ並にサブプラなんかを予測しているので知っている人も多いと思います。
今年の予想がやっと出ました。
ちなみに去年はこちら。

1.米国は2001年以来となるリセッション(景気後退)に陥る。
  フェデラルファンド(FF)金利は3%以下。
  失業率は5%以上となり個人消費は精彩を欠く。
2.S&P500は10%下落する。
  エネルギーや素材株は堅調さを維持する。
  相場全体は夏には改善しはじめる。
3.ドルは年前半高く、年後半で安くなる。
  対ユーロで1.35ドルまで買われるが、年後半に1.50ドルを超える。
  欧州中央銀行(ECB)は金融緩和を行う。
  年初、外国人投資家が割安な銘柄を買うが、ドルは次第に下落。
4.消費者物価指数(CPI)は5%を上回る。
  米10年物国債利回りは5%に上昇する。
5.原油価格(WTI)は、年前半には1バレル80ドルに下落。
  年後半には115ドルに上昇。
6.農産物価格は堅調に推移。
  コーンは6.00ドル、綿花は0.85ドルに上昇。
  金は1オンス100ドルに上昇。
7.中国株式市場が急落。
  中国は人民元を10%切り上げる。
  北京オリンピックで長距離走選手が大気汚染を理由に完走を拒否。
8.ロシア株とブラジル株がBRICsをリードする。
  中東湾岸(GCC)が注目のエマージングに。
  ロシアは、石油・ガスのルーブル払いを主張。
9.インフラ整備が重要な選挙テーマとなり、建設関連株が買われる。
  水問題が世界的な重要問題になり、脱塩株が急騰。
10.オバマ氏がロムニー氏に勝利をおさめ、44代アメリカ大統領に。


んで、今年。

・SP500は1200ポイントを回復
・金は1オンス1200ドル
・原油は1バーレルは80ドル、一部商品は08年の安値から倍になる
・十年債利回りは4%に上昇(債券安)
・中国の成長率は7%超え、株価も反騰する
・米住宅着工件数は秋に底を打つ、第三・第四Qは成長率がプラスになる
・消費は回復しクリスマスセールは過去最高になる


去年までとは打って変わってかなりの強気。
今年は今まで悲観的だった人でも結構こういう人が多いんです。
気には留めておきましょう。気にはでいいですよ。

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