2月9日(ブルームバーグ):リサ・ムルコウスキー上院議員(共和党、アラスカ州)は9日、米エネルギー省は景気刺激策に盛り込まれた推計400億ドル(約3兆7000億円)の新規のエネルギー向け支出を処理できない可能性があるとの見解を示した。同省の支出に関する対応はこれまでも遅かったと指摘した。
上院エネルギー・天然資源委員会のムルコウスキー議員によると、新規の支出によりエネルギー省の年間予算はほぼ倍増する見込み。2008年度の予算は 240億ドルだった。同議員は、エネルギー省が自動車メーカー向け融資を迅速に提供できないことが、同省の「難所」の一例だと述べた。
ムルコウスキー議員はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで「これだけの規模の予算を投入すれば、エネルギー省を必要以上に急き立てるようなものだ」と指摘。「われわれはエネルギー省が予算を使う能力に欠けている例を毎日のように目にしている」と述べた。
ムルコウスキー議員は、エネルギー省に頼る代わりに議会がこれらの投資資金を調達する「クリーンエネルギー銀行」を創設する可能性を示唆。上院エネルギー委員会のジェフ・ビンガマン委員長(民主党、ニューメキシコ州)とこの案について協議していることを明らかにした。ピート・ドメニチ元上院議員(共和党、ニューメキシコ州)が昨年、同様の法案を提案した。
3 件のコメント:
このノリだと、子供銀行でもOKそうですよね。むちゃくちゃですわ。
口を開けさせて無理矢理金を飲み込ませる感じですな。
米政府にいい会計士を紹介してあげてください。
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