2009年2月16日月曜日

前進

2月12日(ブルームバーグ):米下院農業委員会は、米政府によるデリバティブ(金融派生商品)の監督を強化し、規制当局に28兆ドル(約2500兆円)規模のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場での大半の取引を停止する権限を与える法案を承認した。

  法案では、CDSの店頭取引は米商品先物取引委員会(CFTC)か米証券取引委員会(SEC)が規制する事業体を通じて清算され、トレーダーが保有できる持ち高の制限も課される。法案は今後、下院金融サービス委やエネルギー委、司法委など管轄権を持つ他の委員会で審議される予定。

  金利変動やデフォルト(債務不履行)、通貨、商品、天候などに関連する取引に利用される複雑な金融商品などが世界信用危機を誘発したとされるなか、米政府はデリバティブ規制の強化を目指している。下院農業委のコリン・ピーターソン委員長(民主、ミネソタ州)は法案を迅速に処理することが重要だとの見方を示した。



未だになんで農業委員会が先頭に立っているか分からん。
よっぽどヒマなんだろうか。
監督したからって何がどうなるんだろうか。
MBSなんか政府系のGSEなんかがあれでこれでこうなったのに。
株の空売り規制するときに大統領の権限でCDSも空売り禁止。
実際には裏づけの無いってことだけど裏づけなんてほとんど無いんでしょ。
CDSにもいろいろあるらしく垣根が曖昧だとか。
しかも信用危機をもたらしたのは金融商品の複雑さではなくレバレッジでしょ。
100万円持っている人がものすごく複雑な金融商品を50万円分買った場合
どれだけ不況になろうが危機にはならないと思うのですが気のせいでしょうか。

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