2009年3月11日水曜日

ヘッジファンドクルークより

かつては富裕層が中核を占めていたヘッジファンドの投資家層が大きく変化しているとの調査結果が業界団体から発表された。【4日 ダウ・ジョーンズ】

世界のオルタナティブ投資運用業界を代表する非営利団体AIMA(オルタナティブ投資運用協会)の調査によれば、ヘッジファンドに投資する機関投資家の中でも、年金基金の存在は際立っている。年金基金の投資額は、業界全体の運用資産の6分の1を占めており、機関投資家による投資額のうち3分の1に達している。

AIMAのトム・キホー(Tom Kehoe)氏は「かつては富裕層からの資金がヘッジファンド業界の大部分を占めていた。だが、ここ数年は機関投資家からの投資が著しく増加し、現在では、過半数を占めると見ている」と語った。

また、昨年後半から大量の償還請求がヘッジファンドを襲っているが、そのなかでは富裕層が最も大きな割合を占めたという。

ここ数年、世界経済が急成長するなかで、ヘッジファンドは莫大な利益を獲得してきた。この間は、年金基金や大学基金などがヘッジファンド投資に関して疑念を抱く必要はなかった。しかし、昨年起きた信用収縮や米国に端を発した景気後退から、ヘッジファンド業界は多大な被害を受け、2008年の平均リターンはマイナス20%と大きく落ち込んだ。

株式市場に比べれば小幅な下落率となったが、相場状況に関わらずリターンを追求するというヘッジファンドへの幻想は一掃された。一般の人々から資金を預かっている大学基金や年金などは、ヘッジファンド投資を見直す必要に迫られている。

信用収縮、投資家から寄せられた大量の償還請求、巨額詐欺事件などの影響で、ヘッジファンド業界全体の運用資産は、2008年前半のピーク時から半減し、現在では1兆ドル程度に落ち込んでいるという。また今年末までに、業界資産は6,000億ドルまで減少するとの見方も出ている。



同じヘッジファンドクルークの中にあった記事によると年金を運用しているのは
元ヘッジファンドにいた人たちでお仲間同士でじゃれあっているだけですね。
人のお金を運用するというのは本当ならものすごく重圧がかかるわけですが
この人たちは心臓に毛が生えているので全く気にせず強い意志を持って仕事に取り組むことができます。
大きく儲かったらその分頂きます。大きく損をしたら市場のせいにします。
お前のものはオレのもの。byジャイアン。

4 件のコメント:

ダンボ さんのコメント...

ここに入り浸るようになってわかった事がありますな。
よっくんさんは義の人だ。
義の人よっくん。
誰かに経済ヤクザ呼ばわりされたオレとはえらい違いだww

よっくん さんのコメント...

愛読書が武士道ですので(笑)。
しかし日本人ならだれでもそういった和の心があります。震災の時に神戸の日本最大の組長はみんなに食料や水を配っていました。

匿名 さんのコメント...

そういえばクルークもサイト閉鎖ですってね。コスト削減でしょうが、さびしいことです。

よっくん さんのコメント...

それは知らなかったです。そうですか、閉鎖ですか。英語ができないものにとってはいろんな記事を訳してくれている貴重な情報源だったのですが。