2009年3月10日火曜日

見通し

FDICは2年間で90~200の銀行がつぶれると予想。
ムーディーズは自社が格付けを行っている企業のうち150社程度がデフォルトになると予想。
5割り増し程度で落ち着くとしてもその程度ではアメリカの崩壊はないでしょう。
何度も書いていますがウォールマートとGSが崩れない限りは景気は底を打ちませんし
逆に言えばそこが崩れなければアメリカは大丈夫でしょう。
大丈夫といっても終わりは来るわけですけど。
個人の借金によって消費を伸ばし銀行が更に借金して個人に貸し出し
銀行が貸せなくなると政府が銀行に貸し出しました。
資本主義ってのは国家主導なのでしょうかw。
アメリカが景気を本当の意味で回復させるにはこの借金をやめる必要があります。
どこかで借金をするのをやめて全てをぶち壊し借金を返済していく姿勢に変わらないと
いつまでたっても同じです。
現在最後の貸し手である政府まで来ています。
その政府も日本や中国なんかに借金をしてお金を貸しているわけで
すでにアメリカの自転車操業は最終段階。しかもパンクしていてホイールガタガタ。
完全に信用貸しで無担保のノンリコース。
その気になればいつでも返せませんと白旗を振ることが可能です。
失うものは何もありません。
はぁ?んなもん知らねーよ。貸すほうにも問題があるんだから痛み分けだぜ。
今年になるのか来年になるのか。

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