日本というのもバブルを作るのが好きな国でして。
それでも住宅バブル崩壊で懲りたのかそれ以降は現物をわりと伴っているような気がします。
現在深刻になっている自動車産業の在庫や製造業の過剰設備投資。
小さなところでは毎週バブルを作っていたあるある大辞典。
個人への貸金もリコースローンなので破産宣告をしない限りは借金は残ります。
自分が思うに借金がいけないわけではなく借金を返さないことがいけないわけで
FXなんかも借金をしているわけですけど証拠金を差し出して
証拠金の範囲内でやる分には返せない借金を作ることは無いです。
しかしこれもお金を手に入れるためにお金を使っているわけでして
決して健全とはいえません。
娯楽ですね。趣味や息抜きの気持ちでやらないといけないでしょう。
人や企業、国は産業で伸びていくものだと思います。
何か生きていく上で必要なものや役に立つことを産み出すことによって
大きくなれるものだと信じています。
金融業も決して悪いものではなく預金だったり保険だったりアドバイザーだったり
役に立つものは沢山あります。
不動産の仲介業なんてのも何も生み出さないものですが
建築屋さんが円滑に仕事を進めるために変わりに販売を代行して手数料を貰うという分には
まっとうな仕事です。
自分が目立とうとしてはダメなんです。
どんな業種でも中間に入る人は手数料のみを頂くべきで差益を取ろうと考えてはいけません。
もっと儲けたければ自らが何かを産み出さないとダメなんです。
日本は今回の危機を耐えて本来の産業に取り組むことができる国だと信じています。
4 件のコメント:
身に沁みるお話ですな。
金融業の端くれに身を置く自分には職業上の「分」というものがあると常々思ってます。
目の前を現金が通りますから、あまりにも貧乏だと、とある誘惑に勝てません。そのためにはほんの少々多めの給料をいただくのは必要かと思ってます。ただし、だからといってどう考えても過分な収入は、とある誘惑には勝てますが「分」を忘れます。
金融工学という名のお金をオモチャにして神様から教育的指導を受けた人たちはこの「分」を忘れたんだと思います。
金融業界の人は目立ってはいけません。
仕立てのいい上品なスーツやよく磨いてる靴は近くで見て初めてわかるくらいでちょうどです。
甘ったれた考えかもしれませんけどそういう精神論というか奉仕の心があってこそ成長があると思います。日本をここまでしてきた創業者の人たちにはそういうものがあったのではないでしょうか。税金対策や外面のために寄付をするのとは訳が違います。コスト削減ひとつとってもお客様に安く提供するためではなく自分達の利ざやを増やすために行うものは良いものができるわけはなく結局は企業を弱体化させるだけだと思います。
どうぞ療養第一でお大事になさってください。
やまはくんさん
ありがとうございます。体が第一というのはこうなってみないと分からないものですがまたすぐ忘れてしまうんですよね(笑)。普段から心がけるようにしたいものです。
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