2008年8月19日火曜日

不動産投資の話

バブルがはじけてしまったので皆さんご存知だとは思いますが、
あなたの町の不動産屋さんから当たり前のことを書いておきます。
住宅への投資の話です。

不動産投資って言うのはものすごくハイリスクローリターンなんです。
住宅というのは通常日々価値が目減りします。
価格が上がっていくこと自体異常なのです(土地は別、需要があれば伸びます)。
車と一緒ですね。中古の車を転売目的で買う人は少ないでしょう。
新車でも転売目的で買う人はいないでしょう。
新築でも同じです。毎日価値は目減りします。
そして築後1年経過したら未使用でも中古扱いになります。
そんなものにローンを組んで投資するのはものすごく危険です。
レバかけてマイスワ払いながら毎日価値が下がっていくものを大事に抱えるわけです。
固定資産税もかかります。個人で継続して売買は法律上無免許では無理です。
だから売るときも買うときも業者に手数料を取られます。
景気が良いときは値上がりする時もあります。
それは環境が変わるからなんです。地代が上がらず上物だけあがることはありえません。
あそこに何かができたとか、人が多くなって部屋が足りなくなったとかそういうことです。
住む部屋自体は必ず価値が下がっていきます。
景気がいいときでもここら辺のことを覚えておいてもらえるとうれしいです。
僕は営業マンとしてはダメかもしれませんが
ローンを組んで不動産投資したいと言われる方にはやめておけと言っています。
だって自分のお客様が破産する姿は見たくないんですもの。

証券会社も少しは僕を見習え(笑)。

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