2008年8月19日火曜日

住宅市場の話

全米住宅建設業者協会(NAHB)/ウエルズ・ファーゴが18日発表した8月の住宅建設業者指数は前月と変わらずの16で、2カ月連続で過去最低の水準となった。融資基準の厳格化や高水準の住宅差し押さえ件数が圧迫要因。

50が別れ目だから回復には程遠いにもかかわらずなぜか楽観的な見方。
税還付がどうのこうのと言ってたけど意味無いって。
欲しい人は増えるかもしれないけど手に入れられる人は増えません。
審査が厳しくなって頭金が増えてますから。
アメリカ人は貯金ないですからw。
そして一般的に住宅市場が回復していく時には新築販売が伸びます。
ローンが組めないことに加えて足を引っ張ってるのが在庫。
コストがかさむのでどうしても売りたい。イコール価格の下落です。
売れるたびに赤字なわけですな。
通常住宅不況が回復するのに5~7年かかります。
在庫が2年分ありますからやはり10年近くはかかるでしょう。
住宅危機から始まった信用危機はやはり住宅市場が回復しないと終わりはないのではないでしょうか。

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